アイロニーでは、アシスタントとして入社したスタッフは、
フローリストとしてオーダーいただくブーケやアレンジを作成する
『フローリスト』になるために、
オンラインサロンの収益から花材提供を無料で受けられる、
トレーニング制度をつかって、終業後や昼休みなどを利用して、練習を重ねて、
11カリキュラムをすべてクリアすると『ジュニアフローリスト』として、
実際のオーダーを作成するポジションに入ります。
11のカリキュラムにも制限時間などあるので、
なかなか合格できないものなのですが、
それをクリアした『ジュニアフローリスト』は、
お客様には提供できるクオリティのものは作れるのですが、
自分の給与と会社に利益を生み出すスピードで、それができるか?
その基準を確認する、試験として 『フローリスト試験』があります。
7000円の花束
10000円のワンサイドスタイルアレンジ
10000円のロングブーケ
12000円のラウンドアレンジ
22000円のシランドルアレンジ
という5種にそれぞれ誕生日やお供えなどの実際のオーダー内容を設定して
1時間で作成してもらいます。
そして、それはオンラインサロンのインスタアカウントでライブ中継をします。
オンラインサロンでは、月額3300円を頂いて、
月一回のデモンストレーションを見てもらったり、
非公開の情報を共有したりしていますが、
収益をトレーニングプログラムの花材費用とさせてもらっていて、
サロンメンバーにスタッフを育ててもらっています。
育成もエンタメとして楽しんでもらうことで、
アイロニーという花屋により愛着をもってもらい
世界一好きな花屋と感じてもらいたいからです。
充分フローリストのちからがある人も、この公開試験が怖くて、
なかなか挑戦できない人もいます。
先日青山店で、挑戦をしたスタッフがいました。
実は2回目の挑戦でした。
1回目は本当にギリギリの惜しいところで不合格となってしまい、
今回2回目の挑戦。一回目の挑戦を見ていた人は、
きっと2回目は合格できるはず。
と思うくらい、1回目がギリギリだったので、
2回目のプレッシャーのほうが大きかったと思います。
見ている方も、合格しないといけない。というプレッシャーを感じました。
オーダーとその日の花材によっては、クオリティを保つために、
手数を増やす必要があることもあり、
今回のほうが難しいオーダーになったと思います。
公開しているサロンアカウントのインスタライブでは、
テーブルにipadをおいて、ストップウォッチも表示されていて、
緊張感が走りました。
最後のシランドルアレンジは、高額なので、使用花材も多く、
時間がかかるスタイルです。
慌ててクオリティが落ちてしまうことなく、正確な作業で、
細かい飾りの要素もしっかりと手数をかけて
ギリギリの時間で作り上げることができました。
最後に、谷口がそれぞれのクオリティをしっかりと確認して、OKを出して
合格を告げました。
見守っていたスタッフたちから歓声と涙が流れて、
本人も安堵からか涙が流れていました。
この試験制度を作ったときに、1時間でそれらをつくるのは
絶対に無理だと思っていたといいます。
それが、できるようになる。ということ。
自分では無理だと思っていたことができるようになること。
というのはとても大きな財産になると思います。
アイロニーは、ベンチャー企業のように他社ではやらないようなことや、
無理だとみんなに笑われたパリ出店などの挑戦をしてきました。
理解してもらえずに、批判されて、辞めていくスタッフも多くいましたが
谷口の言葉を、信じて、素直に行動してくれるスタッフは、
絶対にしっかり育てて、大きく成功させてやる。と心に誓っています。
今回の挑戦を見ていて、また強くそれを感じました。
またひとつ、いい花屋になりました。
さやちゃんありがとう!
#bouquet #花屋 #世界一好きな花屋
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