先日よりたくさんの花屋経営者やよい仕事をされている
フローリストの方に突撃メッセージや電話をしてヒアリングさせていただいて、
準備をしてきたフローリスト育成コースの申し込み受付を昨夜から開始しました。
昨今の働き方改革や、人手不足や、離職率は、
我々職人としての花を仕事にしている人間には、深刻な問題です。
もちろん育成の方法や仕組みを改善していかなければ、
生き残りは難しいのですが、一般企業よりも、
我々のような小規模の職人の世界においては、
それを維持するのさえ難しくなっていると感じます。
この仕事を長く続けて信頼を得ている人ほど、
自分の育て方が悪いのだ、
自社の育成方法に問題があるのだ、
と自責に捉えているのだとヒアリングをしていて強く感じました。
そして、もっと連携をとって協力して
花屋の職人文化や地位の向上に、つなげて行きたいとも感じました。
パリでは、アプロンティスタージュという制度があり、
国が支援をして学生を花屋の現場で働かせて正規雇用につなげています。
インターンシップや、就職時の前職からの
推薦状という文化も日本ではあまり見かけられません。
これによりミスマッチは随分と減っているなぁと感じます。
はじめは専門学校をしたいと考えましたが、
まだプレイヤーとして花の創作の仕事の方に比重を置きたいので、
できる範囲で、できることから始めていこうと、
オンラインでの勉強会のようなコースから始めていきたいと思います。
僕が伝えたいのは、
姿勢と知識と技術。
この3つの柱をテーマに24回の講義をしたいと思っています。
今回ヒアリングしている花屋の先輩や仲間には、
ぜひゲストとして対談してもらいと思う人もいますので、そういう回もあると思います。
任意で受講後のレポートを書いてもらい、
インターンシップの受け入れ先への推薦状に役立てたり、
就職時の谷口からの推薦状に役立てたいと思っています。
朝から、
花屋をしている私にも役立つ内容ですか?
というメッセージがありました。
そんなのは自分の捉え方次第です。
情報が多い社会になり、
失敗したくない人、できない人が増えています。
すぐ行動して失敗できる人の方が圧倒的に得る経験値が多いです。
ユーザーの傾向としてそれを捉えていますが、
一緒に働く人としては、そんな人とは仕事したくないです。
また、19時からという時間は主婦には一番忙しい時間なので、
もう少し遅い時間だと嬉しいのです。というメッセージもいただきました。
月にたった2回、なんとかして時間の都合のつけらない人が、なにか掴めるのでしょうか?
どうしてもアーカイブでしかみられなくても、あとで質問をしたり、
食らいつこうとできないひとが、なにか特別な価値のあるものを掴めるのでしょうか?
できない理由に目を向けて、言い訳をして、行動できない人とは、
多くの職人花屋は、一緒に働きたくないと考えるでしょう。
だからそういう方ははじめから入って来ないでください。
普段はあまり、こういうことはSNSには書かないようにしていますが、
この育成コースでは、
普段のやさしいやさしい優口ではなく、
鬼口のほうが講師となります。
耳障りの良くないこともたくさんあるかもしれませんが、
アイロニーの花やサービスの向上につなげていくのが、
谷口の人生の目的ですので、
それでも、という方はご参加ください。
年間コース24回が33000円(税込)です。
花屋経営者、花屋で育成を担当する人、
花屋で働き始めたばかりの人、
花屋で働きたい人、
花を仕事にしている人、
花を仕事にしたい人、
花屋以外でも、職を突き詰めていくような仕事に取り組んでいる人も、
自分の持てる少しでも多くの時間を
職に捧げて、
なにか誇れるものを
持ちたいと願うような人たちの
集まりになれば良いなと思っています。
https://www.illonyshop.com/product/1368
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