Bonjour! Je suis à Paris en avril.
みなさまおはようございます。
今日からまたパリ店に戻ります。
怒涛の年度末の追い上げに沢山の応援とご協力いただきまして、
3月は目標を大きくクリアすることができました。引き続き挑戦は続きます。
そんななか最後に印象に残ったことが。
認定校講師養成オンラインコースでのことです。
今回からカリキュラムや仕組みが変わり、かなり実践的な内容に変更しています。
実際に
問屋さんから仕入れをしてもらい、
水揚げをして、ブーケを束ねてもらう。そして先日のクラスでは、
昨今のオンラインでの販売などを踏まえ、
作った花をラッピングして梱包して発送するところまでしてもらいました。
こちら側から情報を伝えるだけじゃなくて、
実際にアウトプットしてもらう経験となります。
先日は実技のクラスでバスケットの庭デコを作りました。
その後、今回はこれをラッピングして梱包して、
どなたか残ったところに発送して、きちんと届いたかどうか
フィードバックをもらってください。という内容でした。
ある一人の生徒さんが、
私は先生のところに送ります。
と言いました。
わかりました、では届いたら確認させてもらって遠慮なくいただきますね。
と話していました。
その夜、その生徒さんからメッセージをいただきました。
集荷に間に合わなかったので、
営業所まで車を走らせて持ち込んだと、
そしたらその営業所ももう受付は締め切っていて、
でも、遠くのセンターまで持ち込めばもしかしたら間に合うかもしれない。
と聞いたそうで、
すぐにまたそちらに向かって車を走らせてくれたのだそう。
そして無事に間に合い、明日着の荷物として受け取ってもらえたのだそう。
我々も、毎日仕事をしているとミスなどがあったりして、
大事な気持ちを伝える記念日の花が間に合わないかも!と焦ったりするとがよくあり、
何時までにどこまで持っていけば、間に合うかというのを把握しています。
あー、もうそんなところまで情報が得られていい経験ができたなぁと思いながら、
メッセージを読んでいたのですが、
そのあとがとても嬉しかったのです。
荷物を預けたあと、車に乗り込んだら
何故だか涙が溢れてきたと書いてありました。
練習の出荷なので
翌日になってしまっても、翌日になっちゃいますーと連絡くれれば済むものを、
なんとか明日届けたいと、
すごくあせったり心配したりしたのだろうなぁ。
と走り回ってくれたときの気持ちが伝わってきました。
この方は、コースが始まった当初は、難しいブーケやアレンジがあると、
できない。わたしにはフローリストは無理かも。。
と弱音を漏らすようなこともあったのですが、
技術や経験はまだこれからでも、すでにフローリストとして
大事なものが備わっているのだなぁと思いました。
次回は最後の講義。実際に生徒さんをご自身で呼んでレッスンをしてもらいます。
プロフェッショナル向けにレッスンをしているのは、
花を飾る、花を贈る、ももちろん素晴らしいことなのだけど、
花屋の仕事の素晴らしさを日々感じているからだと気づかせてもらえました。
こうやって花屋の仲間ができていくことも大きな財産です。
みなさまいつもありがとうございます。
さぁ、そろそろ飛行機が離陸しそうです。
また挑戦を続けていきます!
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