blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2021年7月19日

全文公開7月18日『アイロニーのフローリストやデザイナーの心構え』


オンラインサロンで毎日書いてる経営や創作についての裏側を書いている日記を今日は全部公開。
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【サロンメンバーのための谷口日記vol.178】
7月18日
『アイロニーのフローリストやデザイナーの心構え』
アイロニーのスタッフの仕事のポジションはアシスタントからはじまって、フローリストになり、その後デザイナーを目指す。
1年毎に昇給もあるけど、フローリストになれば昇給し、デザイナーになればのまた昇給する。

フローリストは、仕入れをしたりオーダーギフトを製作するポジションで、デザイナーは、レッスンの講師をしたり、イベント仕事などデザインが必要な仕事のデザインをする。
トレーニングの仕組みが整ってきて、技術的なマニュアルは、徐々にできつつあって、
多くのアシスタントが練習で、アイロニーのアレンジやブーケをつくるルールを理解して、きれいなアイロニブーケやアレンジをつくってくれるようになっている。
しかし、インスタグラムでの発信などをみていると、
まだまだ根本的なフィロソフィーが人に伝えられるほどにはなっていない。
レッスン講師をしていってもらうには、必須のことだ。

対面レッスンが再開されるようになったり、
インスタライブでオンラインレッスンの講師を担当するようになるには、これができるようにならないと、アイロニーはまだ次の段階に進めないだろう。

では、どういう部分か。
例えば、アイロニーでのフローリストは
花を仕入れる、選ぶ、組み合わせる、束ねる、デザインする、
のような段階で、全て 
谷口がするように。
を100%意識しなければならない。
これが、過去のスタッフたちは出来なかった。

谷口が決めたルール(縛り)のなかで、自分の選択をしているように感じた。
発信をしてもらうとよく分かる。
レッスンの講師に教えて欲しいことや、後輩フローリストに伝えてほしいことは、
『自分が、アイロニーのルールのなかで身につけたこと』ではなくて、
『谷口が考えていること』だ。
ブーケをおまかせでまかされたら、それはアイロニーに、谷口に、任されたことなので、谷口ならどう選ぶかだけを意識する。

そして、
自分がこういう仕事を担当してやりました。
ではなくて、アイロニーがこういう仕事任されました。
と発信する。
谷口はよくこう言います。谷口はこういう風に花を選びます。谷口はこういう風に花を束ねます。ということを発信したり、伝えられる。

自分個人ではなく、
アイロニーのブランドを谷口のブランドを一番に高めることが、
『スタッフ全員の価値や報酬を高めることになる。』
ということを理解できる人は
アイロニーのフローリストであり、デザイナーとして評価される人で
仕事を任せていきたい人です。
そういう人を評価して、多くの給料を取ってもらうことが、
スタッフ全員の報酬を高めていくことにつながっていくと考えています。

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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