blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2021年2月14日

一部公開 【サロンメンバーのための谷口日記 vol.29】


2月14日
『フラワーバレンタインへの一つの提案』
今日はバレンタインデーでしたね。
花業界のまわりにいる皆様はもちろんご存知かと思いますが、
欧米では女の子がチョコレートを渡す日ではなくて、
男性が女性に花を贈る日なのですよね。

花業界的には、日本でもその風習をもっと広めたいと、
フラワーバレンタインという名のもとに多くの関係者の方が
いろいろな取り組みをしてくれています。

アイロニーをフォローしてくださっている方はご存知だと思いますが
1月2月って春の花がほんとに綺麗だし、日持ちするいい時期なのですが、
花業界的には、これと言って大きなイベントごとがないので、
バレンタインに欧米のように花を贈る人を増やしたいという思いもあるのだと思います。
パリに店を出してからは、バレンタインデーはパリ店で仕事をしていたので、
日本がどうなっているのか体感していなかったのですが、
1月31日の愛妻の日、2月14日バレンタインデー、3月14日のホワイトデー
も巻き込んでキャンペーンをしているポップなどを多く見かけました。
業界の発展あってのアイロニーですから、これはぜひとも広まって欲しいところです。

しかし、いつもこういうことをSNSで発信しまくる谷口がなぜ腰が重いのでしょう。
自分の腰の重さを紐解いてみるところに、
もう少しヒントがあるのかなと思い考察をしてみます。。。
と、いつもならここで続きはオンラインサロンで。
とサロン入会を促しているのですが、たまには全公開でみてもらうかと思います。
他のうちみたいな花屋さんへの提案でもあるのでシェアしていただけると幸いです。
まず
(1)どの日も男性ターゲットなんです。告知を打ったり、企画商品を出しても出しても、
花を贈る男そのものの総量が少ないのか、
普段からフォローしてくれているのは女性が9割なので、
SNSで発信してもリアクションが少ない。
(2)アイロニーの場合、ジャパンツアーや、レッスンなど、
自社での独自の企画がやりやすい時期であり、
アイロニ的にはもはや、1月2月3月は閑散期ではない。
という理由があります。

とはいえ、業界が盛り上がらないと、
市場も生産者さんがうるおいませんから、
自分のところだけが忙しければOKということではありません。
少しでも盛り上がってもらうに越したことはないのです。

そこでうちのような小規模のフローリスト仲間に谷口からの提案なのですが、
男性ターゲットというのを一旦置いときません?
もうすでに協議会の方でもそういう方向でもアプローチされてらっしゃたら、
勉強不足で今更何をって感じで申し訳ないのですが。。。
それに、女性の方々からも、なんで貰う側のわたしたちが!と批判をうけそうですが。。。
一つのアプローチとしまして、
こういうのもあってもいいのかというブレスト案くらいで聞いていただければ幸いです。
1月31日にも、妻の立場から夫に花を贈るという企画商品があってもいいんじゃないかなと。
谷口からの発信でいると確実にリーチ自体は多くなるんです。乗っかてくれるかどうかは別ですが。
いつも愛してくれてありがとうね。と花を贈られると夫たちはどうでしょうね。
まぁ結局家に飾って楽しめるのは妻の皆様でしょうし。
2月14日に関しては!!!
もう花好きの人は、チョコレートなんか買うのやめましょうよ!
ストップ義理チョコ。ノーモア義理チョコ。みたいな。
女性がチョコレートを買って渡すという消費枠を取りに行くという
アプローチがあってもいいんじゃないでしょうか。
そして流石に男性が贈るべきこの2つの花贈りの日に、花をもらった男性は
3月14日ホワイトデーくらいは、花をお返ししようかなとんらないものでしょうか。笑。
うちのような女性客の多い花屋は、 
1月31日、2月14日は女性にむけての商品展開ならもしかしたら、
普段接点のない男性よりも
商品企画やリターンもうまくいくかもしれないし、
それを受け取った男性が3月14日には、ここで花を買えばいいのか、
くらいのなんかクーポンみたいな導線を作っておいたりすれば
どうにかならないものかなぁ。。
と。今日のサロン日記のために、今無理やり絞り出した案を書いて見ました。笑
引き続き、アイロニーは自社企画で忙しい時期なのでやるかどうかわかりません。
すみません。
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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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