for the charity event Beirut 2020
at Aman hotel TOKYO
アマン東京でのレバノン爆発事故に対してのチャリティーガラディナーのための装花が終了しました。
ハ?リ出店の際に多くの助けをくれたジェローム @jeromegruet の紹介で知り合った、
日本のフレンチレストランへの食材の卸の会社を営む友人マチュー @fujigourmet から
レバノンへのチャリティーディナーのために花を飾って欲しいと連絡があり始まったこの装花。
こういう仕事を受けるか受けないかは、いろいろな条件を考慮するんだろうけど、
ハ?リに行き始めた頃に、言葉もほとんど喋れないおれの花を理解してくれる
数人のフランス人からの多くの助けを受ける中で、
ひとつ簡単なルールを決めたことがあって、ジェロームからのつながりの話はつなげる。ということを決めた。
おれにとっては、そういう人が数人いて、それはお金持ちだとか有名人だとかではなくて、
おれの花を深く理解してくれていると感じるから。
本当は人付き合いが苦手なので、気がつくと、おれの花を美しいと、
おれと同じように感じてくれる人以外とは、どんどん疎遠になって、
おれの人間性なんてどうでもよくて、花を見て価値を感じてくれる人だけが周りにいるようになってきた。
そして、同じようにそれに価値を感じてくれる花仲間が、
日本でもたくさんいてくれて、研修費として高い費用を出し合ってくれて、
本当に意味のある花を飾ることができた。
そして今回特に嬉しかったのは、青山店スタッフたちが、この装花チームが
装花から帰ってきたときの打ち上げの席に、
アマンの装花に負けない花を綺麗に飾ってくれて、装花チームをお迎えしてくれたこと。
彼女たちもまたアイロニーの花の美しさを理解して集まってくれている人たちで、
気持ちの入った花というのは本当に伝わるということが強く感じられる花だった。
そして、少し自分が成長したなと感じたのは、その縁を、その先に繋げていきたいなと、
その花をイベントだけで終わらせずに、手間をかけて持ち帰り、
ブーケに束ね直して100個のブーケにして、
ずっと気になっていた医療従事者へのプレゼントとしてつなげることができた。
ここにも、同じように花に感じてボランティアとして集まってくれた人たちがたくさんいてくれました。
そしておれと同じように24時間、この仕事を成功させようと動いてくれた
店長えぐちん @yoshiegu 。どれだけの仕事を頼めるか、任せられるか、
俺にとってチームメイトに求めることは信頼で、たのむ、しんらい、という言葉にもある一字で、
たよる。ということをおれが出来る人は少ない。
青山店新チームが再始動してまだ日も浅いけど、
いいチームになってきているのは彼の努力のおかげだと思う。
チャリティのゲストへのプレゼントとしておれの写真集パリの花束を65冊プレゼントするための費用として、
支援の寄付をくださった方も50名以上の方が集まってくれました。
装花の様子を動画でたくさん撮り溜めたので編集してアップするのでもう少し待ってくださいね。
本当にありがとうございます。これからもただただ自分が美しいと思う花だけを束ねて
愛する人たちに見せる以外なにも価値のない人間として生きていきたいなぁと思う次第です。
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