blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2020年8月 5日

スタッフトレーニングの好循環。

青山店のスタッフが過去最高の6人になりました。
着々とできることも増えてきました。
最近の新しい取り組みとして、研修生にしてもらっていた
ギフトフラワー作成スタッフの育成カリキュラムをスタッフみんながいつでも取り組めるようにしました。


よく言われることで スポーツ選手は報酬を得るために試合で成果を出すことが必要です。
そのために途方もないほどの時間をトレーニングに費やしています。
一方で多くのサラリーマンは試合だけをして練習をしないという話があります。
職人の世界ももちろん、トレーニングをしない人は高水準の結果を出すことはできない。

昔は、我々職人の仕事も仕事の中の多くの時間にトレーニングの要素が含まれていて、
仕事をしながらスキルを身につけるということができました。
しかし、昨今の政府が推進する働き方改革の中では、
仕事の中にトレーニングの要素を含めていくことはできなくなったところもおおいのではないでしょうか。

そんな中で、雇用条件はブラックだし、十分に実力のない人にできないこともやらせるし、
という状況になって結果どんどん品質も落ちていくということになる職人の現場も多いのではないでしょうか。


今アイロニーで取り組んでいるのは、
まずはトレーニングする時間と機会を作っていくこと。
自分の時間で最低限の仕事の理解を深められるように社内ポータルサイトを作りマニュアルを再構築しています。
これらのマニュアルは花屋の仕事の9割を占める、準備作業や事務仕事に関するものです。

それとは別にアイロニーの花を束ねる生けるということに関しての作成スタッフ育成カリキュラムがあり、
27段階を全てクリアしていくと、クオリティの高いアイロニ花が
適切な時間内でコンスタントに作れる人であるということを証明できるようになっています。

作成カリキュラムを進んでいくには、ある段階からは、マニュアルのレベル1の項目を全てマスターしていると
承認された人以外は進めなくなっていて、文武両道、全ての仕事を満遍なくマスターしていってもらえるように
キャリアマップを作りました。

これを機能させるために、おれがすることは、
ほとんどの日で残業をせずに仕事が終わるだけの人数を確保しておくこと。と、
練習のための花は無償で使ってもいいようにするということです。

もちろん、人数を増やして増える人件費の分の生産性を上げなければなりませんが、
幸いコロナのおかげで谷口が日本でずっとがっつり働けているので、
生産性の高い仕事がしっかりできています。

夜遅くのインスタライブなど長時間働いているように見えるので生産性が高いのかどうかは微妙ですが、
幸い経営者には働き方改革は適用されていませんし、
全時間趣味の遊びに費やしているようなものなので何の問題もありません。

このピンチャンを生かしての改革が今のところいい方向に進んでいってくれていて、
作成スタッフ育成カリキュラムに取り組むスタッフが増えてくれました。

仕事が終わった後や休みの日に、提供される花を利用して、
多くのスタッフがどんどん練習をしていってくれています。
そして、今まで個人個人とLINEでそれらの答え合わせをしていたのを、
LINEグループを作り、誰かが受けているOKやダメ出しやアドバイスを共有できるようにしました。
このことは、理解を深めるだけではなくて、どんどん練習している他のスタッフを見ることで自分もやりたいという
モチベーションにつながっていると思います。

制作の技術だけでなく、花の知識や、仕事の進め方、スキルと呼ばれるものがたくさんあるので、
さらにたくさんの目安となるべくマニュアルを構築して、経験を積んでもらうトレーニングの場を作る。
なんだ、時間外で練習や勉強をしなければいけないなら結果的に長時間労働じゃないか
ブラックだと思う人は、世界一好きな花をつくっていく職人にはそもそもなれないと思うので来てくれないで結構。

業界最高水準の報酬が得られるけど、業界最高水準の職人でなけらばいけないという環境にしていかなければならない。
そして長く続けられる環境を作ること。一流の職人になっても独立するよりも
アイロニーにいた方が収入がいい、面白いという会社にすること。


自分がアイロニーの一人であることが誇りに思える店。
スタッフ一人一人がアイロニーが世界一好きな花屋であると心から言える店に会社にしていきます。
ながながと書いたけど、読み返してみると、当たり前で普通の会社はみんなやっていることなんだけど、
アイロニーが思う美しい花を保ちながら、芦屋東京パリで面白い仕事だけをしながら、となるとなかなか難しいんだよ。
やれるけどな。
芦屋店にあと一人だけ募集してます。

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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