南大門の墨壺という話がある。忘れられた墨壺とか、明治12年、東大寺の南大門の大修理の時に、梁の上に建立当時のものとみられる墨壺が見つかったみたいな話。
いろいろな推測がされていて、ただ忘れたとは考えられない道具らしく、これは当時の宮大工が自分の仕事だと示すためにおいたのではないかとか、しかし、墨壺というのはとても大事な道具なので、この仕事が最後の仕事だったのではないか、とか歴史に想いを馳せる話で、何かでニュースを読んで印象に残っていた。
そして時は移ろい、令和元年のことだった。
アイロニー南青山店は、移転の際に予算の都合で元オフィスのような物件を借りて、せめてもの雰囲気づくりのために天井を抜いたのである。
南青山6丁目にあるチガー南青山。
この建物の定礎は平成元年とある。
平成時代の職人が名前を残したかったのだろうか、
天井の裏に現れた鉄骨に。。。
残されていたのである。
ジャスコ野々市
油性マジックで。。
ジャスコってあのイオンとかのジャスコかもしれないけど、もしかしたらそういう名前のハーフの職人だったかもしれない。
外国から日本の大工仕事を学びにきて、帰化してジャスコ野々市という名前になったのかもしれないなぁ。。
などと悠久の歴史に想いを馳せる。
そんなアイロニー南青山店に、ぜひいつか遊びに来てくださいね。
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