あのときも、こんなときこそ花を といって
花のちからに随分、自分自身が救われました。
3.11の震災のすぐのときに、
被災地に、いまはまだ花ではなにもしてあげられない、
いま必要なのはお金だ。と思って
近所の人たちに花を配って、それでちょっとでも元気が出たら
ここに募金してくださいね。とクラウドファンディングを立ち上げて、支援しようと思い、店先に花を並べて、看板にこういう紙を貼っていました。
数日後看板の貼り紙は、こんなメッセージでいっぱいになっていて、
ほんとたくさんの方が共感してくれて、いろいろな形での協力もあり、たくさんの募金があつまりました。
いまも形を変えて少しずつ続けています。
今も復興したとは言えないし、他にも日本だけでも、台風とか、コロナウイルス、もう次から次へと、災害が起こります。
たくさんの目を伏せたい情報を目にしますが、必要な情報でもあります。
気分が滅入ってしまうこともあるけど、
それでも力強く生きていくこと、誰かと助けあうこと、
そういうことのために、いろいろなことを考えて、自分のできることを、コツコツとしていくしかないなぁと思うし、
それでいいのだと思います。
そう思うと、そんなときにいつも花はなにかを与えてくれる存在だし、それを生業にしていることに幸せも感じられるので、
ネガティブでも、知る必要があるニュースで
ショックを受けすぎないように、
花をたくさん届けていければいいなぁと思います。
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