blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2019年1月10日

アイロ兄さんの花屋論2019

自分の花〜オリジナリティ〜
さてさて日本全国レッスン行脚のジャパンツアーがはじまりましたが、
ちょっと最近また考えたことがあったので書いておきます。

キャリアをはじめたばかりのフローリストたちからよく受ける相談です。
多くのフローリストたちが同じようなことで
悩みを持っているんだなぁと思いました。
昨今はSNSで本当にたくさんのフローリストの情報が見られるので、
昔に比べると自分の立ち位置というのも
なんとなく見えてくるようになってしまっています。

インスタグラムが自分の仕事の履歴書のようになります。
どのくらいフォロワーがいるのか、どんな仕事をしているのか、
そしてどんな花を作っているのか。
フォロワーを増やしたり、仕事を獲得したり、
いろいろ多方面からアプローチがあるのかもしれませんが、
あまり得意分野ではないし興味もないので、ここでは言及しません。
というかおれはできません。

どんな花をつくっているのか、自分の花はどんな花なのか。
という部分に関しての話です。

どちらもキャリア数年のフローリスト。
ある人は、好きなフローリストがひとりいて、
その人のところに学びに行き、真似ているので、
オリジナリティは感じられないもののなんとなく
一貫性が感じられるので、
それなりのフォロワーを集めて仕事も人気も出ています。

また別の人は、これといって特別この人が好きという
フローリストはいないのですが、
いろいろなフローリストの花を綺麗と感じて、
あちこちに学びにいきます。真似はよくないと考えていて、
オリジナリティをだそうと考えていますが、
それはあまり感じられず、フォロワーも少なく、
仕事もポツポツといった感じです。

さて、これをどうとらえていくべきでしょう?
後者の人は、自分に花のオリジナリティがなかなか見つからなかったり、
見つかっていると感じているものの、
見る人にはあまり伝わっていないので、
フォロワーを増やしたり、人気を集めて仕事を
たくさん依頼されるようなキャリアを築いていくには
どうしたらいいのかという悩みを持っています。

おれの見解は。。
続きは アイロニーサロン2019にて。
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Auther

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creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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