最近一番心にひっかかったこと。

先週トルチュから突然メッセージがついた小包が届いていた。
注文していたディアボロの生産にトラブルがあったらしく、
大幅に遅れたことへのお詫びのメッセージとキャンドルとお皿を送ってくれた。

どちらも俺の好きなものだったので、
メッセージと一緒にテーブルに置いて写真を撮って、
受け取ったよとメッセージを送ろうとしていたら、
お客さんが来てブーケを注文してくれた。

ブーケを束ね終えて、ラッピングしている時にお客さんが、
トルチュのキャンドルとメッセージに気づいて、俺にこう尋ねた。

彼はいま何をしてるの？
日本には彼のライセンスの店が二つあるし、
ニューヨークの花の学校で教えたり、
キャンドルや花器やお皿なんかをプロデュースしているよ。と答えた。

あら、そうなのね。彼のオデオンの店は本当に素敵だったわ。
といった時の彼女の顔がとても幸せそうに見えた。
世界一好きな花屋っていうのは、こういうことかなぁと思った。
店を訪れるだけで幸せになるような品揃えやディスプレイ。
依頼したブーケは期待よりも美しくて。
いつもあたらしい花の世界を見せてくれて
自然の素晴らしさを人に感じさせることができる。
そしてそれがいつまでもずっとそこにあるような。

まだまだ全然やな。頑張らねばおれ。

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