blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2018年11月 9日

弟子の構え。

敬愛する広島のパン屋ドリアンさんのブログを読んでいたら、
弟子の構えという言葉を見つけた。
ここ最近、同じようなことを考えていたのだけど、腑に落ちることが書いてあった。

『ものづくりの師と仰いでいる、竹鶴酒造の石川杜氏から、
"弟子の構え"
をとることの重要性をいつも教えてもらっていた。
師のやることから、口癖から、癖までを真似る。
考えていることがわかるまで、
フュージョンする。

それは、
自分を消すこと、
の訓練。

「おれがおれが〜」
「おれのオリジナリティを見ろ〜」
という、
オレガオレガ光線を、
消すことの訓練。

そうるすることで、
結果的に、
本当の自分の個性が出てくる。
やるべきことが見えてくる。
真のオリジナリティは引き算から産まれる。』
そうかぁと思った。


うちは、花屋で、
100パーセント職人ばっかりではなくて
花を扱っている会社に就職している。という人もいるしそれは認めているし、
そういう人のもっている社会人としてのスキルや知識を必要としている。

ただアイロニーでブーケを束ねるということに携わるなら
自分は職人の仕事をしているという自覚が必要で、
探究心をもって仕事に取り組んでその分野で人よりも優れていないと
胸を張ってお金をもらうことはできない。

キャリア数年の職人がお金をもらえるのは、会社としての経験や
知識や信用があるからだ。
うちで職人としてお金を稼ぐなら、うちの仕事を覚える必要があって、
それは俺のしてきたことやしていることを知るのが一番早いし、
それをおれはできる限り伝えて行くべきだ。

そんな中で、今までいろんなスタッフを見てきていると
すでにキャリアをもっている人、全くの他業種からの転職の人がいる。
どちらも、うまくいく人といかない人の特徴として
はじめに自分のしてきたことを一旦リセットできるかどうかにあるように思う。

1日も早く、アイロニーで戦力になりたいと思ってくれているがために、
今まで培ってきたことを生かそうとしてしまい、
結果的にアイロニーの培ってきた知識や経験の入る余地を十分に作れないという人が多い。
せっかく苦労して積み上げてきたものを一旦ゼロにしてもらうのは
難しいかなぁと思ってみていたのだけれど、
うまくそれができたスタッフたちをみていると、
アイロニーのスタイルを身につけることで自分の個性として、
以前のキャリアで身につけたことを生かしてくれている。

誰だったか有名なファッションデザイナーが、
女性を一番美しく魅せる服についてのインタビューで、
ラインダンスについて話していたのを読んだことがある。
同じ服、同じ動きをすることで、
それぞれの個性が鮮明に浮かび上がってくると言っていたのを
思い出した。

ゼロにしてしまうこと、手放してしまうことは、
難しいことだし、惜しいと感じたり、
自分のしてきた知っていることを認めて欲しいという
思いの活かし方が、
一旦手放すこと。
だと考えることだとおれがちゃんと促せれば
もっとアイロニーはいい店になるんじゃないかと思った。

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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