Photos by Jardin du I'llony Tokyo
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春よりも、春から初夏に移り変わっていくこれからの時期が
日本の市場は一番季節感が出てくる時期かもしれない。
日本には四季がある。と言うけれどもちろん他の国にも四季はあって、
パリにいるほうが日本よりも四季を感じる。
古き良き日本の暮らしは四季とともにあったかもしれないけど、
何事にも便利ないまはそうではないように思う。
パリはいつの季節がオススメ?と聞かれると
庭のバラが美しい6月を勧めていたんだけど、
今年はもう曇り空ばかりの冬のパリに飽きてきていたのか、
新緑が芽吹きだして、太陽の光が輝き始めたこの時期が一番のシーズンだと感じる。
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日本の桜は、いつの時代もどんな時も最高に美しいもの
という事実は変わりないけど、
きっと冬をもっと身近に感じていた昔の暮らしのほうが、
桜ははるかに美しかったかもしれない。
おれの育った和歌山の田舎は高野山の麓にあって、
昔は全然なんとも思わなかったけど、いまは時々高野山を訪れる。
そこですごいなぁと感じるのは、1000年以上、
あの厳しい自然と祈りが共存してきているところ。
四季の美しさもなおさらだろうと感じる。
そういう感覚がルーツとして自分のなかにあるのかもしれないなぁと最近感じることがある。
そして、おれにそれがあるように、
スタッフ一人一人にもそれがあるんだろうと思うようなった。
ブランドとして、おれのルーツを掘り下げて
論理的に説明できるようにして共有すればいいと思っていたけど、
別のところでしっかりとブランドを確立して、
こういう自然に対してのルーツは美しさと密接に関わる部分なので、
個々の感覚を取り入れてなお、
アイロニ花だというブランドを確立していかなければなぁと感じる今日この頃。
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