日本とパリ、花と文化のちがい

去年から装花がはじまっているもう一つの５つ星ホテル。

気に入ってくれているようで、もう一箇所大きなデコを増やしたいと言ってきてくれた。

そして先日は有名なオイルカンパニーのマダムが

ふらりと店に現れて定期装花をやってくれないかと言ってきてくれた。

パリではいい花を作っているとそれを見つけてくれる人がたくさんいる。

いい花とはどういうものか、人の好みは千差万別だけど、

細部のもう一手間、もう一工夫ができるかどうか。

しかし日本では、これだけをやっていてもお客さんはきてくれない。

花文化には大きく差があるので、こちらからの提案が必要。

自分のやりたいことを明確に提案しようとすることは

自分のやりたいことの品質もあげることにつながる。

日本での花の仕事はそういう部分でも鍛えられるし、

素材も世界一。日本は花仕事天国だ。

でも、おれが花を飾りたい空間だけは、パリにたくさんある。

だから、今のこの芦屋青山パリでの３店舗は、

大変なことも多いけど、自分の花屋としての成長のために最高の環境だ。

いまがいちばんの成長期で、自分に投資していく時期なのかもしれない。

さてこの自己投資いつころ回収できるのだろうか。。。笑。

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