花屋はみんなそれぞれ、
つかっていい花材と
つかっちゃいけない花材というのがある。
この基準が甘い花屋は、基準の厳しいお客さんからみると
あちゃー、これつかっちゃってるわーダサー。
とひそかに思われたりする。
例えば、カスミソウのように一昔前に流行したものは
今の時代はダサいと感じる人も多い。
しかし一周回ってまたオサレと感じる人もいる。
カーベラやひまわりのような一般的にすごく人気のある花でも
平べったい系の花は
安価のものが多くカジュアルなイメージ、
悪くいうと安っぽくなるので使えない。という花屋もいる。
しかし、こういう花を使わずに高価な花ばかり
つかっていればオサレな花屋としてやっていけるのかというとそうでもなくて、
基準の厳しい花屋は使える花が限られてくるのでワンパターンに陥りやすい部分もあり
またこれか。と思われたりもする。
というわけで、オサレ花屋でありながら息を長くつづけようと思うと、
どんどん新しいオサレ素材を発見し続けていくか、
つかえなかった素材を使えるように工夫していくことが必要になってくる。
先月パリに出発する少し前に、岩手安代のリンドウ関係者の方から
少し話を聞かせてほしいと声をかけてもらい
少しの時間ではあったが、お話させていただいた。
リンドウはお墓の花のイメージが強いので、
アイロニーでは使ったことがなかった。
いくつか率直な意見を出させてもらって、
農家さんの取り組みもいろいろ聞かせてもらった。
うちみたいな花屋がよく思っているのは、
先端部分にかたまって咲いていてほしいということだ。
縦に並んで咲く素材は、面を揃えていくようなスタイルには
使いづらいのでシーンが限定される。
帰国に合わせて早速サンプルを送ってくれた。
そのなかに先端にだけ花が残るように仕立てたものがあった。
"玉咲き"と呼ぶらしい。
リンドウは花の色はとても素晴らしいが、
葉の色が好みではないので、葉を全部おとして
明るめのグリーンと組み合わせてみました。
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