昨日からパリのアパートに18歳の若者が泊まりに来ている。
彼は古くからの友人の息子で、まぁ甥っ子みたいなものだ。
聞けば、バックパックでヨーロッパを一人旅しているのだという。
プロダクトデザイナーになるために武蔵美に入学が決まっていて
そのために世界をその目で見ているのだとか。
昨日の昼はコアンシドンスで飯を食って、夜はいい経験になればと、
パリ1区に店を構えているアパレルブランド1LDKのディレクターの関くんを呼んで、
うちが装花をしている5つ星ホテルLes Bains PARIS にディナーに行くことに。
俺はどちらかというと逆の状態の方が多い。
作詞家の松本隆さんが時々一緒に食事をしてくれることがあるが、
その時間は神様から贈りものだと感じる。
パリでジェローム・グリュがいろいろな話を聞かせてくれたり、
たくさんの人を紹介してくれるのも、間違いなく神様からの贈りものだ。
初めはいつも俺が人生の先輩方にしてもらっていることを
少しでも彼につないでいこうと思っていたけど、
無限の可能性を前向きに掴もうとしてる18歳の青年との対話は、
二人のメンターとの対話と似ているような感覚を感じさせてもらった。
1LDKの関くんもこの若者にいい話を聞かせてあげようとしてくれて、
俺自身も普段彼から聞けないようなとてもいい話を聞かせてもらった。
人は人との対話によって自分を知ることができる。
日々自分を磨き上げて相手の姿をはっきり映し出せるような人間になり、
そして、そういうピカピカの鏡である自分の分身のような
モノを生み出すことができれば。
そういうことに気づかせてもらった夜だった。
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