サンプルを使わせてもらえるということ

今年のテーマであるスタッフ育成。

今月は仕入れ力アップにフォーカスしている。

仕入れ担当者にもっといろんなことを伝えたり

販売スタッフや見習いスタッフの素材への知識をもっと深めていく仕組みをみなおしている。

そんななか、今日は問屋さんが見て欲しい素材があるとわざわざ芦屋店まで来てくれた。

うちは業界内でもフェイスブックやインスタグラムなどを活用して

花材のことも包み隠さずの発信も多いので、同業他社のフォロワーも多い。

写真集フラビュラスを仕入れの打ち合わせやブライダル装花の打ち合わせに

使っているという花屋さんの声も聞いたことがある。

難しいことはしていないのですぐに同じような感じのことはできるし、

それを参考にもっといいものが出てきたりして追い越されたりもするけど、

うちもいろんなもの見て自分のなかに取り入れてきている。

いい素材を見つけて独占したりこっそり使って、

一人二人のお客さんだけに喜んでもらうというより、

写真を撮ってそのとき花を買わない人にも見てもらい続けることも大事だ。

そういうスタンスを理解してくれてか、

生産者の方や、問屋さんや市場の方からは、いろんなサンプルを使わせてもらえるようになってきた。

フリーランスのフローリストたちに差をつけることもできるし、

何より生産者さんにアイロニー好みの花や葉物をつくってもらうことができる。

今日は今井ナーセリーさんの香りの強度が５とか６というバラをいくつか使わせていただいた。

香りの強い品種のスイトピーを選んでいるという

小川花園さんのスイトピーと合わせて香りのブーケドマリエを束ねた。

写真だと伝えきれないのでぜひ手にとってこの香りを感じていただきたい。

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