パリの注目のホテル Les Bains Paris へのはじめの装花が終わった。
驚いたことに完全に任せてくれる形だった。
そうだまさにこういう仕事がしたいと思ってパリにきた。
どういうのがいいか、ヒアリングが頼りにならないので
推察に推察を重ねてあれこれ考えた結果、誰かの好みとか誰かの意向とかを考えずに、
シンプルに自分自身がその空間に綺麗と感じるものを突き詰めようと思って
ランジスでひときわ輝いていた紫陽花にラン、そして根っこがついたネペンテスで毒を盛った。
ホテルの人たちも花を褒めてくれてめちゃめちゃ楽しかった。
活けながら思い出したことがあった。
そういえば、アイロニーがまだ2年目のとき
ある有名なジュエリーブランドが関西で一番大きな路面店の定期装花を任せてくれた。
その時にも、担当の方が、あなたが綺麗と思うものを、とデザインを任せてくれた。
すごく思い切ったことをする人だなと思ったし、
イケイケで経験の少ないおれはすごくワガママに自分の今一番気に入ってるみたいな花を活けた。
そこから、そのブランド大阪神戸全店装花につながって、
顧客への誕生日の花、その花をみたその他のブランド、などなどと
どんどん仕事がつながっていってアイロニーの今があるように思う。
昔と違うのは
それを思い出しながら、
パリでもそうやって仕事がつながって大きくなっていけばいいなぁと思ったのではなくて、
これこそゴールだなぁと感じたこと。
あなたが綺麗と思うものを活けて。
あなたが綺麗と思うものを束ねて。
そういう仕事を日本でもパリでもたくさんする。
それこそがゴールだ。
↓いつもクリックありがとうございます!!↓
ありがとうございます!!
日本のスタッフ募集の詳細はこちらで
→ http://www.illony.com/shopinfo/2010/05/post_5.html
パリ店スタッフ募集の詳細はこちらで
→ http://www.illony.com/taniblog/2015/09/post_743.html