パリ郊外で葉物や枝物をつくり、ランジスには持ち込まずに
トラックに乗せて花屋を回っているクリストフ。
その昔トルチュがクリストフにたくさん買ってあげるので
どんどん作りなさいと言って、トルチュのその新しいナチュナルな雰囲気を
確立するのを支えたフォイヤジスト(葉物や枝物を専門にしている生産者や問屋)だ。
そのクリストフがうちにも来てくれるようになった。
もうバカンス前なので種類は少ないよ。といいながらトラックの中には、
ランジスで見ることないような素材がたくさんあって光り輝いていた。
その昔、芦屋の店を始めた頃、姫路生花の大西が、同じように、
大阪の市場で見ないようなものを集めてトラックに乗せて、阪神間の花屋を回っていた。
その当時はまだ少ししか量を買えなかったんだけど、
うちにも来て欲しいと言って、回ってもらっていた。
彼も限られた時間でトラックに積んだ花をたくさん売らないといけないので、
ちょっとしか買わないような店は回ってる場合ではない。
でも、来て来てとうるさく言ってくるし、同世代の俺を応援してくれる気持ちで回ってくれていた。
そこで、彼も仕事なので、ぐいぐい押し売ってくる。
ちょっと触って迷ってるものがあると、買うといってないのに、
気がつくと伝票につけて、買ったものと一緒に店に置いていってる。
すぐに電話して文句を言ってケンカするという日々だったけど、
そのあと売る努力を必死でしたし、多くの花の知識は大西が教えてくれた。
あそこに負けない花をつくる。あそこに負けない品揃えをすると、ギーラギラしていたのを思いだす。
パリの人たちは大げさに褒めてくれるので、ついつい気持ちよくなっちゃうけど、
本当に心に響いてるかの判断は、数字でしないと意味がない。
また一からギラギラしていこう。
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