パリ店店舗決定？！アートギャラリーと花屋

紆余曲折ありつつもいよいよみつかったアイロニーパリ店の為の物件。
場所はパリの高級住宅地１６区のなかでもとくに活気のあるVictor Hugo広場の近くです。メトロ２番線ヴィクトルユーゴの駅もすぐそば。
凱旋門にもエッフェル塔にも５分くらいでいけるところです。
今のアトリエ兼住居もヴィクトルユーゴ広場の反対側くらいの近さなので連日店の前にいってはイメージを膨らませています。

さて３店舗目です。
まぁいつも十分な資金もないのにはじめてしまうので、今回も手作り感満載の店になることは間違いないのですが。
この店を始めるにあたってやりたいことは　我侭　です。

芦屋の店を始めるときに　I'llony（アイロニー）という店名は読みづらいしわかりづらいんじゃないかな？と思いました。
フリーランスでは２年間、その名前でやっていたのに、店を出すときにビビってたんだと思います。お客さんに気に入られて買ってもらわなくちゃ。と。
店主も真面目な好青年でいなければいけない。と無理してたと思います。笑。

１２年やって来てわかったことは、そのままがいいということです。
自分らしくいることが一番の価値だと思います。
お客さんが求める花を探るのではなくて、自分らしい花を追求することが
それを気に入ってくれるお客さんにとってはわかりやすい。
もちろんそれを仕事にする為には他の部分でもっと大変な努力が必要になるけど。
新しい店は、今のアイロニーの形を現したものがいいと思うので
写真という要素を今までよりも強く出したいと思います。
なので　花と花写真の店　がいいと思っています。
書ける事なら看板には
やたら写真ばっか撮ってる花屋が店主の店。
がわかりやすいかな。

店内の壁面と奥の小さなスペースをギャラリーにします。
ここでずっと写真を発表していきたい。

パリで写真を展示しておけるスペースがあるなんて。プロのカメラマンでもなかなかできない。
おれは写真はまだまだだけど、花の仕事のおかげでそれができる。
花屋としても写真が大きな手助けになっている。
これは大きな個性だと思うし、それが価値だと思う。
そして、ギャラリースペースはずっと俺の写真を展示してるわけではない。
前から話していたように、花屋をするには贅沢な空間なので貸しギャラリーとして活用したい。
もちろんお金をだしてくれれば誰でもというわけにはいかないので勝手ながらおれが作品をみて好きと感じる人に限定させてもらうけど
パリで個展や展示会がしたいという人がいれば、ぜひ声をかけて欲しい。

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