そして、車を走らせること一時間弱。ランジスからフォンテーヌブローへ。
ヴェルジニが式場まで先導してくれます
。
フォンテーヌブローの森の中を走る道から舗装されていない脇道へ入って行くヴェルジニの車。。
このときに、クレムの口からシャトーがどうとかいう言葉が聞こえてきました。
えっ?
もしや。。と思いながら山道を入っていくと。
どーん。
城やないですか。
会場。城やないですか。
そう、ちゃんと聞いてませんでしたが、会場はどうやらこの城の敷地に建てられたテントで行うようです。
素敵です。
車を降りると、新郎新婦、と新婦の親友が挨拶に来てくれます。
みんな日本から来た助っ人を温かく迎え入れてくれます。
そして、城や庭を一通り眺めて気分を落ち着かせたら早速仕事に取りかかります。
水揚げから。
今日はゲストテーブルのブーケ18個とメインテーブルのブーケ10個、教会の椅子につけるボール14個を作ってしまいたい。
クレム、ヴェルジニと新婦の親友ソレンちゃんも手伝ってくれました。
みんなはアツシがマスターだといって、おれのカタコトに指示で動いてくれます。
ここからは日本でも同じ、言葉よりまずやって見てもらってからしてもらう。という流れなので、それほど言葉は必要ありませんでした。
水揚げを終えて、ちょっと休憩に入るころ、ゲストテーブル用のブーケをひとつつくってみました。
そしたら、ヴェルジニやソレンちゃんや新婦のリリがわぁーと言ってすごい綺麗と喜んでくれて急に優しくなって
アツシのどか湧いてない?チョコレートすき?とかいろいろと聞いてくれるようになりました。笑。
ちょっと半信半疑だったのかな。。
そして、ボールのサンプルもつくって、ボールはクレムとヴェルジニチームで、ブーケは俺とソレンちゃんチームですることに。
ヴェルジニがとにかく楽しくてわいわい言いながら楽しく仕事は進んでいきました。
ヴェルジニはクレムと弟のグレッグが小さい頃はかなりぶっとんだ人で、鮮やかなオレンジ色の車に二人を乗せてよく遊びに連れて行ってくれたそうです。
あとでクレムに聞いたけど、ヴェルジニは女手ひとつでリリを育てた立派な人だ、とても尊敬している。と言ってました。
引っ越しで大変なのに、どうしても結婚式の花をしてあげたかったクレムの気持ちがなんとなく伝わってきました。
役に立ててよかったぜ。。
途中新郎のお母さんや、ステップファザーやステップマザーのオンパレードで誰が誰がよくわからなかったけど、みんな優しい人たちですぐに打ち解けました。
そして夕方には教会以外の花をすべて完成させることができました。
みんなでハイタッチをして、労をねぎらって俺とクレムは、クレムの田舎の家に帰ります。
あー、楽しかった。
車に乗り込んで、一路田舎の家とやらへ向かいます。
近いと思ってたんだけど、そこから5.60キロ離れたところらしくまた一時間ほど車を走らせました。クレムがね。笑。
そして、またつくころにクレムがシャトーがどうこう言いました。。
そして、ここよ言ったところは大きな門があり、そこを開けてなかに入ると。。
どーん。
また立派なお屋敷なんですけど。。
うわー、すげーと大興奮していると、そこにさっそうとお屋敷の主でクレムの娘のお父さんジルが登場。
めっちゃかっこええやんかー。
つづく。
次回 お屋敷の主ジル お楽しみに!
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