ジェローム達と食事に行った翌朝。
早朝ローズバッドで待ち合わせてヴァンソンにランジス市場に乗せていってもらった。
「パリであなたの花束を」の撮影は、パリでの仕事の足がかりでもあるし、花を仕入れられるというのは
花屋にとって大きな経験値となるので、本当にありがたい。
忙しいにも関わらずいつもこころよく力になってくれるヴァンソンと由美さん。
日本とは品質や価格に違いがある素材、似たような素材、日本にはない素材、ランジスにはない素材。
違いを把握して、アイロニーらしいスタイルに落とし込んで行かなければならない。
こればかりは経験していくしかない。仕入れを重ねたり、情報を集めたり。この速度をいかに早く出来るかが鍵になる。
この間にイエナの候補物件は、日本のアイロニーの3期分の決算書のフランス語訳の作成(法廷翻訳で40万ほどかかります)
をしてと要求されたり、支店ではなく現地法人がいいとか、スムーズに契約できるようにその他にもいろいろと手を打ちます。
返事を待つ間にいくつかのブーケの作成と撮影ができました。
二日後、Facebookで「契約シルブプレー!」と投稿した後すぐに不動産屋から連絡があり、イエナの物件は別の人に貸すことが決まったと連絡がありました。ちーーーーん。。
とてもいい場所で気に入っていたので、1時間ほど凹みましたが、気を取り直して撮影だと
パリの街に繰り出し、サンマルタン運河のほうへ歩いていったとき、いいアングルを見つけ
撮影していると、こんな場面に出くわし、とてもロマンティックな写真が撮れました。さすがパリ。
これがあなたのブーケかもです。こういう写真があつまった写真集もほんとに楽しみ!
そうこうしていると、不動産屋さんが同じ16区のイエナの辺りで別の物件が出て来たよと連絡してくれました。
しかも2軒!
翌日内覧に向かいます。
しかし。。
一方は16区といえどももうパリのはしっこ。あまりイメージが膨らみませんでした。
もう一方は、ボワシエールというイエナのすぐ近くでしたが、ここも場所はあまり良くないような気がしたのと、
内覧に約束していた家主が現場に現れず、見ることができませんでした。縁がなかったのでしょう。
なかなかうまくいかないなぁと凹んでいると、Facebookにはたくさんの励ましのメッセージが。
パリに行く前に友人がこういいました。
そういう挑戦をしたくても出来ない人もいる。
その人達の期待も背負って実現させてきてね。と。
そうそう。やりたいことやらせてもらってるんだから楽しまなきゃ。です。
食事に行って以来、メッセージのやりとりも頻繁にしていたジェロームに状況を報告すると
私の友人に連絡してみろ、と友達を紹介してくれました。
その人はなんと1区に物件をもつオーナーで、ちょうど借り主をさがしているところだったのです。
しかも、条件も素晴らしい物件で、初期投資が少なくてすみ、うちにはちょうどいい物件でした!
物件オーナーはジェロームの友人ということで信用してくれているし、
うちの出せる低い条件にも収まっている。
光がさして来た!と急いで物件を見に行きました。
しかしそこにはあらたな障害があったのです。。
↓クリックでランキングにご協力ください!↓
クリックありがとうございます!!
FLOWBULOUS Issue3をリリース致しました。
A4サイズ128ページフルカラーの写真集が500円
オンラインショップからのご注文で
消費税送料入れて620円でご自宅に届きます!
ご購入はこちらから
→http://www.illonyshop.com/product/242
FLOWBULOUS ISSUE1おかげさまで2万部完売につき電子書籍版の販売開始しました!
芦屋店、青山店、ともに見習いスタッフ募集しています!
→ http://www.illony.com/shopinfo/2010/05/post_5.html