芦屋と南青山の毎週の移動がまったく苦にならないのは
新幹線に座ったときだけ映画をゆっくり見れるからだ。
今週は 『次郎は鮨の夢を見る』を見た。
銀座の地下にある すきやばし次郎 というお寿司屋さん。
カウンター10席程度で トイレはビルの共同トイレ
クレジットカードは使えない 握りのお任せコースのみで3万円。
しかし、5年連続ミシュランの3つ星を獲得している。
この店の大将 小野次郎さんの仕事を追うドキュメンタリーだ。
もともと花屋は飲食店に学ぶところが多いと思っているので
飲食店を題材にした映画が大好物だ。
物語はたんたんと進んで終わる。
特に山場とかない。
それでもめちゃめちゃしびれる映画だった。
シンプルなことを研ぎすましていく。
85歳になってなおまだ旨くできるんじゃないかと仕事を見つめ直し繰り返していく。
俺は握りのコースだけにしてることにも心が躍った。
花の仕事してるとね、色んな仕事がある。
自宅用の切花、プレゼント用の花、結婚式の花、イベント時の花、レッスン、撮影用の花などなど
かなり絞り込んでると思っているアイロニーでも、いろいろやってる。
昔こんな風になったらいいなぁと考えた事がある。今も心のどこかでそう思っている。
ある意味での理想の店。
1万円の花束を一日30個しか作りません。3人の作り手で一人10個だけ。
仕入れにいって、綺麗と思った花だけを仕入れて。最高の花束を束ねる。
それを毎日毎日繰り返していける花屋が理想だなぁと思った。
コンスタントに30個ということは、もっと多くの要望があるが、それだけしかつくらないということ。
そんなんで、毎日毎日とびきりのブーケばっかり繰り返していたら
すごいことに気づいたりするだろうし、どんどん精度もあがって、
なんか向こう側みたいなのがみえるんじゃないかと思う。
それをやれるようになるために今はいろんなことをやっているけど、もっともっと絞って行きたいと思う。
すきやばし次郎 はそれを具現化しているわけだから、この映画をみたときの興奮はすごかった。
しかし何十年もやりつづけて、今のスタイルになったというのだから
アイロニーもいつかは本当にそんな店になってるのかもしれないとか考えてワクワクしながら
ベッドに入った夜
パリで友人のアーティストがしている町中で腕立て伏せをするというプロジェクトを手伝っている最中に
警察に捕まり、牢獄に入れられてたら、謎のブロンドの美女が助けに来てくれて、一緒に逃亡して
話してみたら、その謎の美女がFacebookでよくコメントくれてるキャサリンだという事がわかり
意気投合してと思ったらキャサリンはマフィアに命を狙われていて巻き込まれていく
敦史はそういう夢をは見たのでした。
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