パリ三日目 日曜日の朝
この日は由美さんの友人でいつもめちゃめちゃよくしてくれるベルナールのうちに行って手料理をごちそうしてもらい、
その後、近くの森にいって撮影を行う予定だ。
なので、空いている午前中にはまた歩いて撮影をすることに。
ネットで撮影候補地を探しているときに見つけたスクワール・ド・プープリエというパリ市内なのに古い一軒家が残っている一角があるというので
行ってみる事に。
50メートルほどの石畳の道が三角形になっていてその界隈だけ確かにちょっと趣が違う。
古いレンガ作りの壁にツタが這っていて、アイアンのフェンスにはバラが咲き乱れている。
こういうのをいいなぁと思う自分も含めた日本人の感覚というのはなんなんだろう?
ルーツに関係なく、美しいしいと感じるものなんだろうか、
雑誌と映画とかの刷り込みなのか、その時代の職人たちが美を追求した結果なんだろうか。
時が随分経って自然と調和していると感じるからか、
パリの人はどうなんだろう、京都の町を見るように感じるのか。 とか色々考えてみるけどもとにかくいい雰囲気だ。
だがブーケを置く場所があまりない。
運悪く引っ越し業者のトラックもとまっているし。笑。
でもまぁ撮らねば。
空いてるところでしばらくトライした後はオペラガルニエに。
まぁ、あそこはみんなガンガン写真撮ってるから大丈夫だろう。
置き場所もありそうだし。
豪華
絢爛
っていうかブーケ必要?
自分の無力さを感じる。。
もうなにを撮りたいのかわからなくなってきた。
こういうときはとにかく撮ってから考えよう。
と、撮影を済ませて、タイムアップが近づいてる。
フラットに戻るまでに誰かに出会うだろうと道行く人のブーケのリアクションを見ながらフラットに戻る。
あっ、この人という出会いもなく、フラットのすぐ近くまで来たときに、土産によさそうな雑貨屋さん発見、
中を一周するも、ちょっとかわいすぎる雰囲気で出ようとすると、店員の女の子がブーケを褒めてくれた。
はい決定。
事情を話して写真を撮ったあと、しゃべっていると、お母さんにその写真を送ってあげたいから写真をメールで送ってといって
メモにメールアドレスを書いて渡してくれた。なんだよー誤解しちゃうよーおれー。とか思っていると
アドレスの下に何か書き始めた。
〇〇(店の名前)で働く女。
なにこれ?と聞くと、
あなたはたくさんの人と出会ってわすれちゃうだろうか忘れないように。と
なんて控えめな人なんだー。君の事を忘れるわけないじゃないか、とりあえず飯食いに行こうかと言おうと思ったけど
あっ、俺英語中2だった。と思ってメルシー!と言ってさわやかに店をさった。
とにかく第2ラウンドは無事終了した。
なんとなく不調を感じながらもブーケをあげた人の笑顔の写真に励まされながら、ベルナールのところへいく準備をするために
フラットにむかって走った。
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