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先日電車に乗っていたらふと目に入った中吊り広告に心を奪われた。
とくに絵画が好きというわけではないし
こういうことも滅多にないんやけど
なぜかとてもひきこまれた。
はずかしながら名前を聞いた事もなかったので
調べて見ると、ベルギーを代表する印象派の画家で
シント・マルテンス・ラーテムという美しい村を拠点にして
光輝主義(ルミニスム)を主導した人だとか。
いくつかの作品を見たが、同じ村に集まって絵を描いた弟子とされる人たちの作品も含めて
確かにおおぉと思ったのは光が美しいと感じたからなのかもしれない。
推測するに
このひとの作品の中には俺がつくりたい花束の世界が描かれていて
俺が撮りたい光が描かれているのではないかと思う。
花の業界ではパリスタイルとかシャンペトル(田園風とか田舎風とか)とひとくくりにする言葉があふれかえっているけれど
よいフローリストの作るブーケには、シャンペトルにもかちっとしたモダンなスタイルにも、その人の持っている田園の景色が現れるのではないかと思う。その花を美しいと感じる人々もそういう景色をどこかに感じるからなのだろうと思う。
去年パリに行ったときに、ベルナールと斎藤由美さんにフォンテーヌブローやベルナールお薦めの森に連れていってもらったのは、パリの人々が持っているこういう景色を見ておきたかったから。
エミール・クラウスの絵を見てますますこの思いが強くなった。
今年も6月に街とブーケの撮影にパリに行くんだけど、やはりどこか田舎の景色も見て来よう。
ベルギーにもいつか行きたいなぁ。
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