4月1日
今日から新年度、前期は後半の奇跡的な立ち直りからの追い上げでなかなかの成績をおさめる事ができた。
今期はこのメンバーでさらに上を目指す。
そんなスタートの日の今日、青山店に新しいアボンヌマンが。
アボンヌマンっていうのは、契約装花とか、定期装花とかいう意味で
ブティックなんかに毎週花を飾り続ける仕事のことを言う。
以前にこのブログでもちょっと書いた銀座のジュエラーのアボンヌマンが今日からスタートだった。
しょっぱなというのは、重要だ。
徐々に様子を見ながら、調子をつかんで行けばいいとかいう考えは命取りになる。
第一印象は重要だ。
来月からスタートするという話が来てから、俺は毎週こっそり、前任のフローリストの花を見た。
同じ予算のなかでがらりと変える必要がある。
まずは、ブティックのスタッフの方達に あれ?花がなんかいい感じになったわ。 と思ってもらうことが大事だ。
俺は、ブティックの花はやはり、おもてなしの要素が一番強いと思う。
そのブランドが、そこで働くスタッフの人たちが、お客様を迎えるためのおもてなしの花だ。
スタッフの方達に気にいってもらって、気持ちよくお客様を迎えてもらいたい。
どうですか?綺麗でしょう?うちの花。とお客様にたいしてスタッフの方が誇らしげに思ってくれるような花を活けたい。
その為には、やはりまずスタッフの方々に綺麗。と思ってもらわなければならない。
一発目は重要だ。
使いたいなぁと思っていた花材が、前週使われてしまっていて、デザインは変わるけど、同じ花でというのは違うなぁと思ったので
急遽変更。
久しぶりに市場の問屋街を何往復もして考えた。
結局、こんなことはめったにないんやけど、現地に行くまで花器が決まらず、2種類の花器を持っていって、
現場で置いてみて決めた。それでも迷った。たぶんどっちもありやった。
だからこそ迷った。
結局、最後の最後でアイアンのスタンド2個組のデザインを取って、そこからは迷う事なく
素早く仕上げた。
ブティックの方にも好感触だったと思う。
自分でも納得できた。
でも、あたりまえのことなんだけど、始まったばかり。
これから毎回、わぁ、と思ってもらえるものを活ける必要がある。
ありがたいのは、そこに来られたお客様が喜んでくださること。
それこそが、ブティックの方の求めていることなので、そこにつながるのがほんとうにありがたい。
なんかテンションあがって買っちゃったくらいがありがたい。笑。
というわけで、ぜひ買いに行ってください。
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