この時期は店の音楽をクリスマシーにするんやけど
どうもクリスマスアルバムって好きになれない。
たまに店に入ってちらっと聴くからいいけど、ずっと聴いてるとすぐ飽きてくる。
いい曲がちりばめられていても、ダサいジャケットでダサいタイトルがつけられたコンピは手に取る気になれない。
しかし、今年はいい一枚に出会いました。
ヘイリー・ロレン。
ピアノとヴォーカールだけのシンプルな構成。
クリスマスソングを中心としているものの、なぜかクリスマスクリスマスしていない。
選曲とアレンジが絶妙なんやと思う。
3曲目に Blue Holiday をもってきたところでもうこのアルバムは成功している。
やっぱり3曲目は重要だ。
5曲目の Let it Snow にいく前に
インストで Sugar Cookies を挟むあたりも実に秀逸。アイロニ花もこうありたい。
こっからの流れはほんとに非の打ち所がなく
9曲目の Santa Baby の位置もここしかない。
そしてなんと11曲目 Nature Boy
Nature Boy ってクリスマスソングやったっっけ?
俺はこの曲はスレーターとマリサトメイが出てる映画に使われてたのを聴いてからめっちゃ好きで
昔なんかのラジオにゲストで呼んでもらったときも、土岐麻子が歌うこの曲を選曲した。
そしてラストの I'm Sending You My Heart This Christmas
がほんとに染みる。
なによりこの人の声がめっちゃいい。なんかちょうどいい。
声もまた花が咲くのと同じようになにかを引き寄せるためのものだと思うので
女性ボーカルものはエロいなぁと思って聴いてる俺の心をわしづかみにする。
そんな一枚です。
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