ベルナールの家を後にして、車で1時間ほど。。
だと思うんですけど、結構寝てて覚えてません。
ところどころで起きて見える景色に マニフィークとかシュペールとか
覚えたての言葉をつぶやいてはまた寝るということ何度か繰り返しているうちに
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素晴らしい風景が。これは豆の畑っぽかったです。たぶん。
そしてここからバルビゾン。
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バルビゾンは ミレーやルソーが田園風景を愛して移り住んで絵を描いていた村だそうです。
デザインはまったく違うんだけど、実家から少し山を登ったところにある高野山の村のような長い間自然と共生してきた雰囲気がある村でした。
ベルナールが息子といつも食事をするという野外のカフェのようなところで飯を食った。ランジスでもそうなのだが、ベルナールはどこに行っても色んな人と結構話し込む。笑。
最初は知り合いなんやと思ってたけど、どうやら違うっぽい。
人なつこいのだ。
そして、いよいよ二つのブーケを持って村を散策。
野外でのブーケの撮影は初めてなのでいろいろと気づくことも多かった。
カメラは 5Dmark2 を持って行ってたおかげで、今回の旅の写真は前より全然いい感じだった。50mmのレンズでフルサイズの画角はやはりバランスがいいんだろうか。
ただブーケと景色を撮るときは 35mm でもよかったなと思うシーンが何度もあった。
次に生かしたい。次あるよね?
日の光も心地いい。
花が上手く景色に調和しているように感じられて気持ちよかった。
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庭仕事をしているおばさんに写真をとってもいいかな?と聞くと快く迎え入れてくれた。
おばさんにブーケを持ってもらって笑顔の写真を。
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ミレーのアトリエがなんと休館日で入れなかったけど
外のベンチでブーケを持ってベルナールが急にポーズをとりはじめた。
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おもしろい人だがなかなか絵になるおじさんだ。
そして、バルビゾンを後にして、目指すはフォンテーヌブロー。
途中、通っている山道というか林道のようなところでベルナールが
この辺もフォンテーヌブローだけど、アツシはこの山の中で撮りたいわけじゃないだろう?
と、バルビゾンのように有名ではないけど美しい集落に連れていってくれた。
河が流れていて、その河の恵みに集まった村なのだろうか、きれいなところだった。若者たちが水浴びをしたり、橋から飛び込んだりしていて楽しそうだった。
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そこでもいい写真が撮れた。
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そして、最後はフォンテーヌブロー城。
ナポレオンが狩りをするときに泊まっていた城だとか。
大きな木もそうだけど、古い建物も長い長い間そこにあったものというのは
何を見て来たのだろうと歴史に思いを馳せることができて不思議な気持ちを味わえる。
そのお城になぜかコマイヌがあったので、ブーケを持たせてみる。笑。
ちょっとかわいかった。
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そんな写真も撮れて、撮影は終了ー。
近くのカフェでお茶を飲んで、フォンテーヌブローを後にしました。
アパルトマンまでベルナールが車で送ってくれて、ここで由美さんとベルナールとお別れ。
ベルナールとは、その滞在中はもう会う予定はなかったので、ここでまたしばしのお別れでしたが、滞在中に何か助けが必要なことがあったらいつでも連絡しろよと言ってくれた。泣ける。。
何時くらいだったかな6時?8時?くらいかな日が長くて明るいし、腹時計もおかしいのでよく覚えていないけど、盛りだくさんの1日に大満足で明るいうちからソファで寝てしまった。
このパリでの花の写真は、次回の写真集 FLOWBULOUS ISSUE 2 に掲載したいと思います。
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少し回復してきました。クリックいつもありがとうございます!