blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2012年2月 2日

癒しの庭




寒い日が続きますが最近すこぶる気分がいい。


何がいいってこの時期は春の花が最盛期。


他の季節に比べて、春の花はとくに女の人にウケる。

花束を束ねても、アレンジを届けても

レッスンでデモ作品をつくっても、


ワー!とかキャー!とかなるのである。

それはもう、そこはすかさず、その賞賛を花ではなく俺へのものと

変換して受け止めるのですが。


まぁそれがたとえ花へのものであっても人が自分たちの花によって喜んでいるのを見るのは楽しいもんです。



そんな春の花が出回る時期、なかでも一番おすすめしたいのが


ブーケを束ねる。ということです。

もちろんプレゼントしたり、買って帰って部屋に飾ったりも

楽しい季節なのですが、


俺としてはこの愛おしい春の花達とは

もっとチョメチョメして欲しい。

ペロンチョして欲しいのです。


失礼。




しかし、こんな公の場でそう言ってしまいたくなるほど

ブーケを束ねるという行為は

花と戯れる行為です。



まずはネトワイエといって、手で握る部分についている葉っぱなんかを

取って花材別に目の前に並べて行きます。丁寧にじっくりと時間をかけて。


そして思うがまま次々と手に取って重ねていくのです。


ブーケロンという丸い形のブーケをつくるときは、形に注意していろいろな方向から見ながら束ねていきます。

色の重なり、花の凹凸などを工夫して、どうすれば綺麗になるかを探っていきます。


こう?こうなのかい?


適度な集中。


間近で感じる花の香り。


出来上がったときの達成感と自分で束ねたブーケへの愛おしさ。



これは、もはや上質なエステみたいなものなんじゃないかと思うのです。


ホルモン分泌やヒーリング効果。調べてみたいくらいです。



というわけで、この時期の春の花を使ったレッスンは

技術とか知識もお教えしますが、まずは春の花を楽しむこと

を中心にしています。


よく初心者ですが。。。という質問をいただきます。


アイロニーのレッスンは、どのクラスでも初心者の方でも受けていただけます。

人数も少なく、それぞれにあったアドバイスをさせてもらっています。


一回から気軽に参加出来るので、


まずは思いきって身を委ねてみましょう。


はじめてはアイロニーで。



クリックありがとうございます!!


 

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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

>>詳しいプロフィールはこちら

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