blog du I'llony 世界一好きな花屋といってもらえるように 芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーオーナー谷口敦史のブログ

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2011年1月24日

いちねんせー


いつもクリックでの応援ほんとにありがとうございます。




今朝は気持ちいいくらい寝坊して市場に出遅れたものの、必要なものは注文してあったので

ハントレさかちゃんがきっちりいいのを揃えていてくれたのだけれど

市場は人も少なくて、結構いい花がたくさんあっていい仕入れが出来た。

南青山店でとびきりの接客をみせてくれていたズッキーが体調不良の為、しばらくお休みすることになりうるさいやつがいないとさびしいなぁと思いながら、フローリスト一年生のシガエの教育係担当となり、水揚げを1からレクチャーしながら店のディスプレイをした。


アイロニーは見習いスタッフという制度があることもあって、スタッフにそれほど花屋の経験をを求めていない。

一番大切なのは輪を大切にできるかということで、

それぞれの今までの経験を仕事にいかしてくれればいいと思うし、それが出来る環境を作りたいと思う。


なのでアイロニーで花屋のキャリアをスタートさせる人も多い。


基本的には、アイロニー以外は考えられないというくらいアイロニ好きな人を選ぶので

転々とする人はあまりいないのだけれど



長い人生を考えると、フローリストのキャリアのスタートはとても重要だと思う。


何かを感じてこの世界に飛び込んで、大変できつい部分しか見えなくて興味がなくなってしまう。そんな人も多いと聞く。


まぁ確かに寒いし、重いし、冷たいし、眠たいけれど

そんなこととは比べ物にならないくらいこの仕事は素晴らしいものだ。


技術や知識、アイロニーへの想いやこだわり、もちろんそれも大切だけど

まずはこの仕事がどれだけ面白いか、どれだけ幸せか、


この仕事はどう?と聞くと即答で楽しいですと答えてくれるシガエと話していて

そういう部分だけはきっちり伝えたいなぁと思った。



さて、今日は思っていたよりもはるかに大きく載せてくれていた雑誌 東京カレンダーを肴に一杯ひっかけて寝ますー。




いつもクリックでの応援ほんとにありがとうございます。



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Auther

florist jardin du I'llony
creative director
Atsushi Taniguchi

谷口 敦史
1975年3月31日生まれ

芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナーフローリスト。 独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。

多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標に邁進中

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