またまたご無沙汰しております。
皆さまいかがお過ごしですか?
家の窓をピカピカに磨いて、ガラスに移った夏の空を見て幸せな気分になりました。
私の大好きな季節です。
その後、息子はすくすくすくすくと育ちすぎて、現在8キロ弱になっております。
お、重い・・・
出産後、大勢の方からお祝いを頂きました。
アイロニーのお客様や、レッスンの生徒さん、お店のご近所さんまで・・・
本当にありがたい事です。
どなたに何を頂いたか全部記してあるので、いつか息子にこんなにもたくさんの人に祝福してもらった事を伝えたいと思っています。
日本の古い習慣にはだいたい賛成派なワタクシですが、内祝という習慣だけはどーなん?と思う時があります。
お祝いやねんから、ただありがたい気持ちで頂いといたらいいやんって思うんですよねー
お祝いにお返しして、それにまたお礼状なんてもらったら、またお返事書かなきゃいけないよーな気がして、黒ヤギさんからお手紙ついたー♪の歌みたいに終わらない気がします(笑)
でも、この内祝はちゃんとキメとかなあかんみたいなところもあって、些細なモノなんだけど、何にしよーかとっても迷います。
たくさんの人に贈るから、多くの人に喜んでもらえるものじゃないとダメだし・・・
相手の趣味に合わないものは贈れないし、全ての人の趣味に合うモノを贈るなんて不可能だし・・・
って考えると、残るモノより無くなるモノがいい。
無くなるモノで多くの人に喜んでもらえるモノと言えば、やっぱりお花!!
ってな訳で、私の内祝はいつもお花です。
お花だったらその都度、季節のお花だったり、デザインを変えたり、同じ方に何度贈っても喜ばれるのでとってもいいんです。
OL時代一緒に仕事をしていた先輩からもお祝いを頂きました。
10年近く勤めた会社でたくさんの人と一緒に仕事をしましたが、彼女から一番多くを学びました。
ただのOLだからと適当に仕事をしてる人達がたくさんいる中で、彼女はプロの仕事をしていた気がします。
そんな姿に憧れて、電話の応対や、FAXのやり取り、マネできるところは片っ端からマネしました。
そして、私が一番憧れていたのが彼女の字です。
それはそれは美しい字を書く人で・・・
走り書きのメモですらうっとり見とれてしまうぐらいです。
そこから猛練習して私が少しマシな字を書けるようになった事は、以前どっかで書いたかもしれません。
毎日会社で会ってるのに、私が何かを相談した時や、お誕生日などの記念日には、必ずその美しい字で書かれたお手紙やカードをくれました。
そんなとこも先輩の大好きなところでした。
先輩も私も会社を退職して、しばらく会っていませんでしたが、私の出産の報告を聞いて真っ先にお祝いを贈ってくれました。
そこにはやっぱりあの懐かしい字で書かれたお手紙が入っていて・・・
既に出産、子育てを経験している先輩のアドバイスや、子育ての素晴らしさについて書かれていて、何だかすごく暖かい気持ちになって、産後涙もろくなっていた私は思わず泣いてしまいました。。。
あぁーやっぱり手書きの手紙っていいなーってその時改めて思い、そこからせっせと内祝いのお花に添えるメッセージを一枚一枚書き始めたんです。
日本人は昔から文字で気持ちを伝える文(フミ)を大切にしていました。
文で愛を交わしたり、歌を詠んで送ったり。。。
文字にはその人の個性が現れていて、その文字からは伝わるものがあります。
いくらメールが発達しても、その文化を大切にしたい。
いくら面倒でも、機械打ちされた抑揚の無い文字より、自筆の文字を大切にしたい。
私はそんな風に思っています。
一人の命が誕生した事を心から祝福して下さった方々に感謝の気持ちを込めて。。。