先週末は旦那さんの実家である高野山のふもとへ一人で行ってきました。
その辺の山からトトロが出てきてもおかしくないような私の理想の田舎です。
この季節に帰省するのは初めてでしたが、やっぱり春も最高でした。
この雲ひとつ無い青空の写真で少しは伝わるでしょうか?
帰省するといつも大歓迎してくれるお義兄さんのところの4人兄弟。
私が妊娠してからは一緒に暴れたらダメとお義兄さん夫婦にきつく言われているそうで、
だけど、一緒にいたいからボール遊びをするので私に見ていてほしいと、お庭に特等席が用意されました。
ただ外で座っているだけで癒される自然の中で、子供達が力いっぱい遊んで笑っているのを見ていて忘れてた事を思い出しました。
小さい頃は毎日通る学校の行き帰りだけでも、
あそこにあんな花が咲いていて・・・
あそこにはあんな犬がいて・・・
小さな発見がいっぱいでワクワクしてました。
日が暮れるまでめいっぱい遊び、疲れて布団に吸い込まれるように眠る。
そんな当たり前の毎日に十分幸せを感じてた気がします。
大人になるとどうしてこんなに贅沢になるんでしょうね。
恋をして特別に楽しい瞬間を知ってしまったりするからでしょうか。
当たり前の毎日が退屈になったり。
人それぞれ当たり前は違うのに、それを比べて自分が持っていないものを嘆いてみたり。。。
大人になっても当たり前の毎日に幸せを感じ、常に今の自分に満足している人もいて、
私はそういう人にとても魅力を感じます。
自分もそうでありたいと思うけど、
今の私そうなれてるんちゃうん!?って思ったこともあったけど、
それを持続させるのってなかなか難しい。。。
子供の時は何も考えなくても簡単にできたことなのに。。
小学4年生の甥っ子と当たり前なことについて考えました。
歩けること、遊べること、話せること、聞こえること、
お父さんが美味しい野菜を作ってくれること、お母さんが毎日洗濯してくれること。。。
彼がたくさん教えてくれました。
いっぱいいっぱい自分が持ってるものがあるのに、自分に無いものばかりに目を向けてしまっていた気がします。
自分が持ってるものをもっと大切にしようと思いました。
妊娠してから自分の健康な身体にはとても感謝しています。
定期的にいろんな検査を受けるけど、母子共に健康であることが何よりホッとします。
当たり前のことだけど、今世の中にいる人はみんな母親から生まれてきてるんですね。
そして、妊娠中の母親はきっとみんな私と同じようにお腹の赤ちゃんのことを大切に想っていたはずです。
だって10ヶ月もつながってるんだから。。。
親子だから、
お母さんもっとこうだったらいいのに。。。
あんなお母さんだったらよかったのに。。。
そんな風に思うこともあるけれど、
自分を産んでくれた母に、一年に一回ありがとうって言える日がせっかくあるんだから、
お母さんと喧嘩中の人も、しばらく疎遠にしている人も、この機会にぜひ気持ちを伝えて下さい。
お母さんに直接感謝の気持ちを伝えられるのは期間限定。
元気でいてくれる間だけです。
私も60代後半にして、ミナミのクラブに踊りに行っちゃってる(イっちゃってる?)母に今年も感謝の気持ちを伝えたいと思います。
いやーでも息子に母の日に花とかもらったらうれしいやろーなー♪