無根拠な自信と無邪気な夢の巻
3月に入りました。出産まで後2ヶ月。
この時期になるのとさすがの私にも母性本能ってやつが芽生えてきました。
お腹を蹴られるのはもちろんの事、お腹の中でしゃっくりしているのがわかる時もあります。
彼は彼なりに「ここにいてるでー」とめいっぱい主張しているようです。
今までは自分を含め、人は皆この世に誕生した日から生きていると思っていましたが、
妊娠してからは、小さな胎児の心音が聞こえた時点から人は生きているんだなと思うようになりました。
時々トクントクンと赤ちゃんの鼓動を感じる時もあり、
一つの体の中で二つの心臓が動いているという不思議な現象に感動したりします。
母親が子供にべったりになるのはノーサンキューと思っていたけれど、
なんかそうなってしまう母親の気持ちも今では少しわかるような気もします。
母親になる覚悟がやっとできた今、どんな母親になりたいか、どんな子供になってほしいか、よく考えています。
ベテランお母さんなら、「そんなもん考えたって思い通りにいかないんだからー」ってきっとおっしゃるでしょうね(笑)
でも、そういう事を考えられるのも初めての妊娠の時ぐらいでしょうから、それを今は楽しもうと思ってます。
思い浮かぶのはただ一つ。
いつも夢を持っている子でいてほしいという事。
そして、私はそれを心から応援できる母親になりたい。
とは宣言したものの、子供が夢を語っても、親は子供を想うあまり、「世の中そんなに甘くない。」って言ってしまうんですよね。
私もよく両親にそう言われた気がします。
でも、それは子供に苦労してほしくない親心であって、誰も子供の夢をつぶそうとは思っていないはず。
今ならそれがわかるけど、子供時代は「親はわかってくれない」って思ってしまうもんですよね。
子供が「僕は○○になりたい。」と言い出した時、
どんな状況でも、「私の子供なんだから絶対大丈夫。がんばっといでー!」と背中を押せる母でありたいと思います。
極端な話、「僕は女になりたい。」と言われても、それを応援できるような。。。(笑)
はい。ココに書いてしまいました。
いざ産まれてくる子が二十歳になって夢を語った時、「世の中そんなに甘くない。」と私が言ってしまっていたら、息子にこのブログを私に見せるように言っておこう。
なぜ私がそこにこだわるのか。
それは、夢を持って好きな事を仕事にしている人がとてもイキイキしているからです。
そして、そういう人は自分自身でその道を選択しているので、自分の人生に自信を持っていると思うからです。
昨日の情熱大陸見ました?
出ていた生命科学者の方が、「なぜ他人に理解されないかもしれない研究をしようと思ったのか?」という学生の問いに、「無根拠な自信かな。。。」と答えてました。
無根拠な自信を持って、好きな仕事をしている人。
とてもイキイキしてて、魅力的です。
アイロニーにもそういう人達がいます。
スタッフ全員がそうでありたいと思っています。
だって、そういう人が集まればすごい事ができると思うから。
そういう人生は素晴らしいんだよ。って我が子に示せるように、今後も自分の人生を楽しんで生きたいと思います。
そして、子供の無根拠な自信、無邪気な夢をつぶさないように、母として我が子を支えて行きたいと思います。
なーんて言うは易し。果たしてこの私にできるでしょうか。。。
ま。産まれてきたらそれどころじゃないんでしょうけど・・・。
私は根性無しなので、生まれてくる男の子は旦那さんに似て欲しいと心から願う今日この頃です。
一足先に出産を済ませた友達から、
“死にかけたけど、何とか生きてます。”
“想像以上でした。出産は命がけです。”
などなど、恐怖のメールが届きます。
産まれてきた小さな命と、がんばったお母さんのためにお花を贈りましょう。
ハーフの女の子を産んだお母さんに。
ひな祭りを兼ねてお祝いのお花を。