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2008年1月 アーカイブ

2008年1月 1日

願い。の巻

新しい一年がスタートしました。

そして、私が花屋になって一年が経ちました。

一年を振り返りました。
自分が一年の目標として掲げた事がどこまでできたのか。

私にとって目標は願いでもあります。
願いを具体的に実行する事が目標だと思っています。

まずこうなりたい。こうしたい。あれがほしい。と願う事。
そしてそうなるためにはどうすればいいのか考える事。
そして、それをただ実行する事。

ここ数年はそうやって自分の願いを叶えてきました。

私の手帳には一年の目標が書かれています。
目標を書く時はいつも、それを実現する事ができるのかどうか半信半疑です。
でも一年後、そこに書かれた目標を読み返すと、ほぼ80%その目標は達成されています。

とにかく書くことが大切だと思っています。

だから今年も書きます。
去年はとにかく仕事が最優先でした。
今年は少しプライベートな目標も書いておこうと思います。


花屋になって一年。
手アレがひどくなりました。

OL時代はネイルサロンに通い、ピカピカの爪をしてました。
そんな時代もあったから、今のこの手もいいやんかーって思います。

そんな時代が無かったら、ピカピカの爪をした女の人を見たら、
自分を惨めに思っていたかもしれません。

この荒れた手は一年間一生懸命花屋の仕事をしてきた証です。
オシャレして、贅沢をして、楽しんだ時代があったから、今そんな風に思えるのかもしれませんね。


今年もアイロニーでがんばります!
一年でこれだけできたっていう自信もあります。
今年は更に上を目指します。

そして、アイロニーも躍進します。
それに伴いスタッフも増えて行くでしょう。

いい仕事仲間に恵まれる事、それが私のひとつの願いであります。
そのために具体的にできることは?
まず自分がアイロニーのスタッフであることに誇りを持つ事。

今、アイロ二ーは見習いスタッフのレベルもどんどん上がってきています。
それに負けないよう、お手本になれるよう、がんばって行きたいと思います。

今年もどうぞ宜しくお願いします☆



















2008年1月10日

かわいい取材。の巻

先日とてもかわいい取材を受けました。

小学生の女の子が、
「お花屋さんついて調べて、学校のみんなの前で発表するので、インタビューさせて下さい。」
とご来店。
快くオッケーしました。

だってあーた花屋の中でもアイロニーを選ぶところがなかなかやるやないの。

そのかわいいレポーターはおもむろに手帳を出してきて、なかなかイッチョ前な感じです。

「なぜお花屋さんになったんですか?」

質問が始まると、こっちも真剣です。
「お花が好きっていうのと、自分が作ったお花をお客さんに渡した時、喜んでくれるのが嬉しいからかなー。月並みですが、それが素直な気持ちです。はい。」

「お店の名前と、その由来を教えて下さい。」

「お店の名前はアイロニーです。」
と答えると、正式名称を教えてほしいというので、←本格的。
『ジャルダン デュ アイロニー』と紙に書いてあげようと思ったら、
ダルジャン ジュ・・・とかなって、私がこんがらがった・・・。

「フランス語で『アイロニーの庭』っていう意味だよ。」と教えてあげました。

「由来はね。。。話せば長くなるねん。」
だって小学生にはちと難しいねんもん。。。

昔のHPにヲーナーがお店の名前の由来についてこんな風に書いてました。

I'llony は”癒しと自由”という意味で作った言葉です
ironyで皮肉という意味なのでネガティブに感じられるかもしれませんが
皮肉って、真意を逆の言葉で表現することだから表現に自由性をもたせるし
僕を癒してくれる家族や友人たちにはなぜか皮肉屋が多いので・・
ポジティブに捉える皮肉ということで I will とくっつけて I’llony

個人的な見解なのであまり意味はないけれど愛着のある言葉です
皆様にも愛着をもってもらえる店にしていきたいなと思います

いつでもお気軽に癒しの庭に遊びに来てください


『癒し』ってわかる?って聞いたらわかると言うので、
「アイロニーの癒しの庭に遊びにおいでよ♪って感じやねん。」って言ったら、
レポーターちゃんは一瞬ポカーンとしてましたが、気を取り直して次の質問に入りました。

「このお花屋さんは少し他のお花屋さんと違うように思いますが、それはどうしてですか?」

やっぱやるねぇー。目のつけどころが違うよチミ。。。

「それはなぜかと言うとですねぇ・・・」と私もノってきます。
珍しいお花が多い事、お花が上質である事、デザインがステキである事などを、ノリノリで説明しました。

「最後にお勧めのお花を教えて下さい。」と言われたので、パフィ男を紹介しました。

「ね?この顎のところが面白いでしょ??」と言うと、レポーターちゃんはクスクス笑ってました。

最後に、「写真を撮らせて下さい。」と言って、私がお勧めしたアイロ二花達を
背伸びをして一生懸命撮影していました。

さらに、「外観も撮らせて下さい。」とまたまた本格的な事を言って、
右・左・右と車が来ないか確認し、通りを渡って店の外観を撮影していました。

そして、ペコりんと頭を下げてレポーターちゃんは帰って行きました。
はてさてどんなレポートになったんでしょうか。
はてさてホホー♪さてホホー♪

小さい頃の夢はお花屋さんでした。っていう女の子は多いけれど、
もしかしたらレポーターちゃんも将来はお花屋さんに・・・とか思っていたのかなぁ。


私の小さい頃の夢はお花屋さんではなかったけれど、
一時期は夢を持つ事すら忘れて、ダラダラと生きていたけれど、
今では夢を持つ事の素晴らしさを思い出し、
それに向かって生きる事の楽しさを実感しています。

子供には素晴らしい希望と可能性があります。
あの子も夢を持つ事を忘れずに大人になってほしいなぁー。




お花屋さんになりたい女の子のために、
アイロニー子供レッスンなんかしてみたらどうだろう。。。

ちなみに今月の中級レッスンのデザインはこちら。
風船のようなグリーンのきゃわいいお花はグリーンベル。桃子姫という品種です。
makimakiの最近の一押し花です。名前がまたきゃわいい。

2008年1月19日

ウキウキオーラ。巻

先日、成人式を迎える女の子がご来店、
成人式につけていくヘッドドレスをオーダーしてくれました。

お着物の写真を見せてくれたので、それに合わせてお花をチョイス。
我ながらぴったりなお花をセレクトできました。
やっぱこういうの私得意だなーと改めて実感。
そう思えた時、私の中の私(真の私というんでしょうか・・・)が喜ぶのを感じます。

成人の日、月曜日は午後から出勤ですが、ヘッドドレスのために9時前に出勤しました。
いつもテンパっていたワイヤリングも少し早くできるようになり、
ご来店前にきっちり準備を済ませて、無事お客様をお迎えする事ができました。

家がお店の近くなので、その日は一度帰宅して、また午後から出勤させてもらう事にしました。
お花をお家に飾りたくて、もうお店では売れなくなった真っ赤なダリアを頂いて帰りました。

無造作に包んだダリアを持って自転車に乗って帰ります。
何だかとってもいい気分♪

その時ふと思い出しました。。。
あー私この感覚が昔から好きだったんだよなー。
お花屋さんに行って、お花を買って持って帰る時、いつもウキウキしてました。
なんかみんな私の事見てんじゃないのー?と自意識過剰です。
アイロニーで見習いをしていた時も、帰りの電車の中で、
いやーん。横の女の子が紙袋の中のお花覗いてくるー♪なーんて、自意識過剰になってたよなー。

でもこのウキウキ自意識過剰オーラ、なんかいいものを運んでくれるようです。

だってね。帰りにダリア持ってコンビニ行ったら、店員さんが扉を開けてくれて、
帰る時も前のお客さんがどうぞって扉開けてくれたんです。
些細な事ですが、なんか私ってラッキー♪って思ってしまいました。

こんな風に思うのって私だけかな??って思ったけど、
そういえば、レッスン終わって、お花を持って帰られる生徒さんからも
このウキウキオーラが出てます。

お花ってそういう効果もあるのかもしれないですね。


少しこの仕事に慣れてきたところですが、
こういう無邪気な感動、真の私が喜ぶ感覚、
忘れずにいたいなーと思います。



こちらは今月からアイロニ花を飾ることになった
阪急芦屋川駅近くのkaopanというパン屋さんのお花です。



初日にヲーナーがkaopanさんのパンを買ってきてくれました。
手作りの素朴な味がします。
ハード系のパンがお好きな方にお勧めです。

この辺りは美味しいパン屋さんがいっぱいあります。
早く行かないとだいたい売り切れてしまいます。。。
お気に入りのパンをゲットできた時、
これまたウキウキオーラが出ちゃうかもしれませんね。

kaopan
芦屋市西山町2?4
tel:0797-35-3822
open 木・金・土・日 11:00?20:00
http://www.kaopan.jp/























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