ブライダル通信4の巻
先日、あの披露宴の準備をチラ見してきました。
なぜなら、陣内&紀香の披露宴のお花はアイロニーがいつもお世話になっているイワイジュンさんのデザインだったからです。
ブライダル部のカタヲカさんとしてはどうしても覗きに行きたいところ。
連れてってもらえるかも♪とノリノリになっていると、
ヲーナーに「呼ばれてるのはオレだけや。」と言われ、ちーん。。。
半ば諦めていたが、ギリギリになって連れて行ってもらえる事になった♪
あんなに大きなパーティの現場を見るのは初めてで、どえらい衝撃を受けました。
まずは大変多くの人が関わっているって事。
夜中の1時になってもまだ続々といろんな人が現場にやってきます。
そして、あのお花の量ったら・・・
会場の外は胡蝶蘭畑でした。
その中で指揮を取るイワイさんは、私たちが来た事に気づき、
会場のコンセプトをデザイン画を見せながら説明して下さいました。
そして、イワイさんがお花を活けるとこを初めて見ました☆
イワイさんは私たちみたいにハサミとか腰にぶらさげてません。
着ていたベストから“シャキーン!!”とナイフを出してきて、
それだけで“ヲーーーー☆”って感じでした。
でも一番素晴らしかったのは周りの人に対する気配りです。
デザイナーってああいう場では威張り散らしていそうなのに、
イワイさんは周りの人みんなに気を配ってらっしゃいました。
それでいて、もちろんお花の事を一番気にかけてなくてはいけないんですね。
「運ばれてきたアジサイのバケツ、お水に浸かってないのがあるかもしれないからチェックして。」
ほんとはそういう事は運んできた人が気づかなきゃいけないんでしょうけど、
一番にそれに気づいたのはイワイさんでした。
花に関わる仕事をしてる限り、一番気を配らなきゃいけないのはやっぱそこなんですよね。
あんなに広い会場で、あんなにたくさんの人を動かして、あんなにたくさんの花を扱っていたら、
アンテナをハリセンボンのようにビビビと立ててないといけない。
想像しただけでテンパリます。
ああいう場でバリバリ活躍できる人になりたいなーなんて簡単に夢見ていたけど、
ほんとに大変な事なんだなーと改めて痛感致しました。
イワイさん、デザインスタジオのスタッフの皆様、ヘルプで来られていた方々、本当にお疲れ様でした。
陣内&紀香が、「関わって下さった多くの方々に感謝しなくては!」としきりに言っていましたが、
現場を見てほんとにそうだよなーと思いました。
もじりの私はあんな大きいパーティの現場では気後れしてしまいましたが、
やはり夢は大きく持ちたいと思いますので、目指すところはああいう場でバリバリ活躍できる人って事で、今できる事から少しづつ少しづつ牛歩でがんばっていこうと思います。
特別な日を特別な花で飾りたいと願う気持ちは、日本中に注目される花嫁さんであれ、一般の花嫁さんであれ、変わりません。
特別な日をアイロ二花で飾りたいと言って下さる花嫁さんのためにブライダル部のカタヲカさんは今後も精進していきたいと思います。
先日奈良ホテルで挙式をあげられた花嫁さん。
遠方でお店には来れないとの事で、メールとお電話で打ち合わせをしました。
当日お届けしたブーケに感激され、お花に興味が無かった旦那様も絶賛して下さったそうで、
今度片岡さんに会いに主人にお店に連れてってもらいますね♪と大変うれしいメールを頂きました。
こちらがお届けしたラウンドのブーケ。
そしてお式の後、ワタクシご指名でアレンジメントのご注文を頂きました。
その時お作りしたアレンジメント。
今の季節は芍薬がとっても綺麗です☆
こちらも先日式を挙げられたアイロ二ストのお客様。
結婚する時は絶対にアイロ二花でと思ってたんです!とうれしいお言葉を頂きました。
5月を代表するお花であるすずらんのブーケをご要望。
皆さん知ってますか?
あのグレースケリーもブーケはすずらんだったんですよー。
すずらんをいっぱい束ねたブーケはとーってもいいにほいがします♪
すずらんのブーケ♪
お二人はハワイでお式を挙げられたそうで、旦那様にレイを作ってほしいとのご要望もありました。
そして、こんな素敵なレイが出来上がりました☆
グリーングラデーションのレイ
そして、お式終了後、こちらも大変うれしいメールを頂きました。
アイロニーセンスは、信じていますので不安になったりはありませんでしたが、
ひとつひとつ出来上がったものを見て、
「そうそう!これこれ!」や「おーーーそうきたか!」と
きっちり「トドメ」を刺してしただきました。
月並みですが、
アイロニーにお願いできたこと、
期待以上のセンスとクオリティで創っていただいたこと、
本当にシアワセに思っています。
どうもありがとうございました。
私が目指すところははるか彼方向こうですが、
この仕事を続けていく上で、誰かを感動させ、心から喜んで頂ける事が目標であり、
私の生きがいである事はきっとこれからもずっと変わらないでしょう。