ブライダル通信2の巻
3月3日のひな祭りは大学時代のお友達akoの結婚式でした。
私がアイロニーで見習いを始めた頃からずーっと私を応援してくれているakoだから、
「ウェディングブーケはぜひアイロニーで。」
と言ってくれました。
アイロニーブライダル部として、衣装合わせにも一緒に行きました。
三十路過ぎたといえどもああいう所ではかなりテンション上がっちゃいます。
付き添いのくせにやたらテンション上がっちゃいました。
やっぱりいくつになっても女性にとって結婚式は特別なイベントなんですよねー。
とか言いつつ、その後は二人で新地に繰り出したんですけどね。呑みおさめ。呑みおさめ。。。
何てったって独身時代の私たちはいつも新地で飲み散らかしてましたからー。
akoの結婚式はとある格式高いホテルで行われました。
そのホテルはお式当日を迎える前に写真だけを先に撮る“前撮り”のシステムがあるので、2日連続でブーケをお届けする事になりました。
前撮りの日はいつもの如くテンパって一人で納品に行くつもりが、ヨコヤマさんに運転してもらって行く事になりました。
そしていつもの如く車の中で
「あぁーーーこれから長年この仕事をしていく上で、いつかどないしようもない状況に陥るかもしれん。。。怖いわー。どーしよーーー。。」
といらぬ心配をしていていると、
「ヲ前どんだけ心配症やねん!」
とヨコヤマさんに突っ込まれた。
でもね、そんぐらい心配しててちょーどいいねん。
私自分でも信じられへん事しでかすねんからっ!
さすがに二日連続となると手馴れてきて、当日はとても綺麗に早く仕上がった。
ヘッドドレスもふんだんに作れたし♪
タニグチさんがブーケを仕上げている間に、私はお店の近くの美容室でお着物を着付けてもらいに行きました。
akoは学生の頃から茶道や着付けをやっていたので、akoの結婚式はお着物でって前から決めてたんだー。
実家に帰った時にお着物をいろいろ物色していると、私が一度も着たことがない振袖を発見。
母が結婚式に着た振袖。
成人式の時、
「とってもいいモノだからこれを着なさい。」
と言われたのに、
「そんな古いの嫌や。」
と違う振袖を着た私。
今になって古いものの良さがわかってきました。
「これに決めたー☆」
明らかに振袖を着るお歳は過ぎておりますが、今回で着おさめやから許しておくれ。
久々のゴージャス披露宴でした。
ひろーーい披露宴会場にakoが登場すると、綺麗ーーー☆☆☆と歓声があがりました。
お式の時とはまた違った雰囲気でとっても華やかでした。
ヘッドドレスもいっぱい綺麗につけてもらってるー♪
いっぱい作っといてよかったぜ。
私、ヘッドで使う予定じゃなかったでっかいラナンキュラスまで間違えて使っちゃったしなー。
ウェディングブーケにはバラ以外にも何か珍しい花材を入れてほしいという希望があったので、パフィオベディラムやら、クリスマスローズやら、グリーンのラナンキュラスやら、ちょっと人目を惹いちゃうようなアイロ二花が使われていました。
ホテルの方々にも評判のブーケだったそうで。
こちらがウェディングブーケの写真でーす。
カラードレスは格式高いホテルの雰囲気にぴったりの、高級感のある赤のドレス。
深紅のシルクを真っ赤なリボンで縁取ったドレス。
ドレスの写真を見てタニグチさんはダリアを勧めました。
深紅と赤のコントラストに合わせて、ダリア“黒蝶”と”熱唱”を合わせます。
“黒蝶”はまさにその名の通り、蝶々が羽を広げたような華やかな深くて濃い赤のダリア。
“熱唱”は情熱的な赤のダリアです。
こちらが2種類のダリアのブーケ。
ドレスもブーケもほんとにakoにぴったりでした☆
高砂席で旦那様と初対面でした。
旦那様「はじめまして。お噂はよく聞いてますよ。」
makimaki「はじめまして。これからは奥様にお花をあげて下さいね♪」
makimaki高砂席にて妻の日営業。
だってakoってばずーっと妻の日ビーム出し続けてるのに全部外れてんねんもん。
ココで援護ビーム出してあげなきゃね。
akoとは中学校もおなじだったので、懐かしいお友達にも会えてとっても楽しかった♪
お相撲さんと結婚してる子がいたり、婦人警官になって刑事さんと結婚してる子がいたり。。。
花屋さんになってる私がいたり。。。
いやー。ほんとにおしゃべりに花が咲きました♪
最後にakoは
「ブーケアイロニーでお願いしてほんとによかった☆」
と言ってくれました。
あぁ(涙)。。。なんともうれしいお言葉。。。
そしてakoは今頃バリのアマンリゾートでおくつろぎ中です。
新居はアイロニーのすぐ近くなので、きっとおみやげ持ってお店に遊びに来てくれるでしょう。
ええ。きっと来てくれるはずです。←半ば強制。