今回ご紹介するのは芍薬。
八重咲きの大輪“コーラルチャーム”です。
その名のとおり、サンゴ色をしたとっても魅力的なアイロ二花。
花屋になっていろんな花を見てきましたが、芍薬ほど“花の生き様”を楽しめる花はないんじゃないかと私は思っています。
つぼみの時はたった3cmぐらいなのに、そこからどれだけの花びらが生まれてくることかっ!
この“コーラルチャーム”はかなりの大輪なので、最期には直径20cmぐらいのびっくりするような花になってます。
それ以外にも魅力たっぷりのアイロ二花なので、今回はその魅力をご紹介したいと思います☆
“コーラルチャーム”のチャームポイントNO.1 花びらの色の変化
最初は写真のようなサンゴピンク色をしているんですが、花が開くにつれて花びらの色がだんだん薄くなってきて、サンゴピーチ色になっていくんです。
私はもう花が終わってしまう直前の薄い透き通るような花びらの色が好きです。
花びらの先は薄いサンゴピーチ色をしていて、根元はまだ最初のサンゴピンク色がかすかに残っています。
その微妙なグラデーションがとても綺麗なんです!
“コーラルチャーム”のチャームポイントNO.2 花開いた時に出てくる「めしべ一家」
めしべは花によっていろんな形をしていますが、コーラルチャームのめしべは一風変わっています。
写真でも少しチラリズムしていますが、グリーンの胴体にかわいいピンクのヒラヒラがついてるんです。
しかもそのかわいいめしべが何人か寄り添っているように見えませんかー?
大きい子と小さい子がいて、大きい子が小さい子を守るように並んでいます。
その周りをこれぞおしべ!って感じの黄色いおしべが大勢囲んでいます。
この辺の大切な部分は隠している花が多いのですが、
“コーラルチャーム”はちょっと恥ずかしくなるくらい開けっぴろげに全開です。
でも、これがまたとってもかわいいのでぜひ観察してみて下さいね♪
これ読んだらお家にこの子を飾ってみたくなっちゃった人いるはずー!
そんな貴女はぜひぜひアイロニーへお越し下さい!