菊と言えば日本の国花。仏教行事には欠かせない和の代表花なんですが、今回ご紹介するアイロニ花のシャムロッ君はオランダで洗練されてきたオサレ菊です。
シャムロック・・・
私この響き、好きです。
そこで、このオサレ菊の名前の由来について調べてみました。
シャムロックとはクローバーのような植物でアイルランドの国花です。
アイルランド語で「若い牧草」という意味なんだそうです。
この植物がアイルランドの国花になったのには、いろいろな宗教的な意味合いも含まれているようですが、アイルランドは別名“エメラルドグリーンの島”と呼ばれるほどグリーンの多い国、そんな緑の島のシンボルとしてこのシャムロックが国花になったというのが一番大きな理由のようです。
ヨーロッパでは、アイルランドとシャムロックはフランスとワインのように誰もが思い浮かべる関係で、シャムロックはグリーンの代名詞なんですって!
日本の菊がオランダで改良されてできあがったのがこのアイロニ花なんですが、このなんとも言えない綺麗な緑色をしたオサレ菊をオランダ人はグリーンの代名詞“シャムロック”と呼んだのでしょう。
ヨーロッパでは時々『和』が流行します。
何年かに一度は必ずやってくる『和』ブーム。
和菊の繊細なラインを残しつつ、ヨーロッパで愛されているシャムロック色をしたこのアイロニ花は、そんなブームに乗って大活躍します☆
日本ではシャムロック色を強調してヨーロピアーンなかっこよさを主張し、ヨーロッパでは堂々と『和』の美を表現するのでしょう。
オランダ花と日本花のハーフ☆シャムロッ君。
なんともええ男なアイロニ花でっす。