今回紹介するのはmakimakiにとっての高嶺のアイロニ花でありますバンダ嬢です。
ワタクシ個人的に大好きなアイロニ花です。
色がとてつもなく綺麗なんですが、
写真を拡大してよーく見て下さいっ!
この模様は一体全体何なのっ!?
ふぅ・・・。思わずため息漏れちゃいます。
もし私がデザイナーなら、このお花をヒントにお洋服を作りたい。
この色とこの模様のシンプルなイブニングドレスなぞを作りたい。
などと、妄想が止め処なく膨らむアイロニ花です。
バンダ嬢は高嶺のお嬢様花だけありまして、東南アジアなどの標高500mから1000mの高い場所にお住まいだそうです。
お名前の由来はインドの公用語でありますサンスクリット語の「バンダカ」から来ておりまして、「まとわりつく」という意味だそうです。
こんなお嬢様にまとわりつかれたら、私が男だったらメロメロっと行ってしまうに違いない。
時々バンダ嬢の事をパンダと間違えている人がいるようですが、
バンダ嬢に大変失礼にあたるので気をつけて下さい。
写真のアイロニバンダ嬢は綺麗な紫色をしていらっしゃいますが、
バンダ嬢のお父様はブルーのセルレア伯爵というお花、お母様は赤のサンデリアーナ姫というお花で、お二人がご結婚されてできたのがバンダ嬢なので、ご兄弟にはブルーに近いお色をした方や、赤紫っぽいお色をした方など色々いらっしゃるようです。
バンダ嬢のお父様とお母様は仲むつまじく、いろんな高配を試され、コントラストが様々なご兄弟がたくさんお生まれになったようです。
それをお手伝いしている人間達にとっても、素晴らしいお色の美人バンダ嬢が生まれた時の感動は、計り知れないものになった事でしょう。
バンダ嬢は空気中にある水分を吸収できるという得意技を持っておられ、
切花になっても長くその美しさを保たれています。
蘭の女王的存在である胡蝶蘭にも全くひけを取らないラン科のバンダ嬢☆
“開店花には胡蝶蘭”に飽きてきたアイロニマニアのお客様は、
開店花にバンダ嬢を使ったアレンジをゴージャスに贈ってみては如何でしょう??