スカビオサには皮膚病に効く種類があるようで、 ラテン語のかゆみを伴う病気 「scabies」が名前の由来です。
日本名の松虫草の由来は、松虫がチンチロリーン♪と鳴く頃に咲く花だからと言われています。
今回紹介するアイロニ花はパールナイトという種類のスカビオサです。
パールナイト。そのまんま訳すと『真珠の夜』?『夜の真珠』??
日本語にすると昼ドラのタイトルのようですが・・・。
濃い紫の中に白い点々が見えます。
それがパールみたいなんですよねー。
このパール、実はめしべなんですってよー。
めしべに花粉がついて白くなってるんです。
スカビオサはちっちゃいお花達の集合体で、ちっちゃいお花達一つ一つがおしべ君に花粉をつけてもらって一生懸命咲いているんです。
果たしてめしべちゃん一人におしべ君一人がちゃんと分配されているんでしょうかねぇ?
ぽっつーんと余ってるめしべちゃんとかいたりして・・・。
おしべ君達が寄って集って花粉をつけたがるモテモテめしべちゃんとかもいるのかしら?
スカビオサはつぼみもかわゆいです。
花開いた時とは全然違う魅力を持ってます。
そして、一本一本が違うお花のように、それぞれの美しさを持っています。
茎が細くてはかなげな子がいたり、顔がまん丸太った子がいたり、ガクが花びら化してグリーンがかった子がいたり・・・。
それぞれが自分の個性を美しく強調しています。
↑艶女達ぃ?☆ココ見習わなあきませんっ!
さまざまな魅力を見せてくれるスカビオサ・パールナイト。
七変化してしたたかに私たちを魅了するこのアイロニ花はやっぱり昼ドラのヒロインに向いているのかもしれません。