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More Trees。

  
例年よりも暖かく、台風が来なかったお陰もあって、紅葉が美しかった今年。
 
芦屋の街ももう冬支度…
 
 

 
今年も12月8日がやって来た。
 
「もしジョンレノンが生きていたら、9・11以後の混乱に何を感じ、
 
いまの環境問題にどういう行動をして、世界にどんなメッセージを送ったのだろう?」
 
こんな切り口で、雑誌“SWITCH”にアノ教授こと坂本龍一が特集されていた。
 
今の政治や環境の問題に対して取り組んでいる坂本龍一氏を、
 
ジョンレノンにかわりうる、世界規模の影響力を持った存在だと位置づけている。
 
 
 
教授が立ち上げた大きな取り組みに、「More Trees」というプロジェクトがある。
 
非常にシンプルでわかりやすい「もっと木を」という名のとおり、
 
一秒間にサッカー場一面分が消失していると言われる地球上の森林を守り、
 
破壊の一途をたどる環境を改善し、この地球を次の世代に残していこうというもの。
 
 
 
この「More Trees」に関して、僕が特に賛同できる点が二つあって、
 
ひとつは、このプロジェクトは、ただ木を植えろというのではなく、
 
日本国内においては、間伐(木を間引いて森を育てる)を推進している点。
 
戦後、林業を目的に植林された杉や檜などの人工林が4割を占める日本では、
 
適正な間伐をすることで森に光を当て、下草を増やし、土壌を育て、
 
森が本来持っている保水力を高め、健全な森に戻して行かなければならない。
 
これは近年多発している洪水や鉄砲水に対しても有効だと言われている。
 
 
 
もうひとつは、「もっと木を」という言葉が示しているように、
 
“禁止”“反対”などといった、ネガティブで否定的な表現は一切使わず、
 
前向きで希望に満ちた言葉の表現をもって、運動を展開していこうとしている点である。
 
この暗いご時世には大切な気配りかもしれない。
 
 
 
残念ながら今日の環境問題や団体には、いろんな環境利権が複雑に絡み合っていて、
 
疑ってかからなければならないものが多い。
 
最後的には個人の判断に委ねられる現代だからこそ、
 
世界的なリーダーが求められているのだろうか。
 
確かに坂本龍一氏ならその資質十分な気がする。
 
 
 
今日で没後28年、未だその魂は衰えない。
 
ジョンがいま生きていたらどうだろう…
 
そう考えるだけでこの世界は、少し正しい方向へ導かれるような気さえする。
 
 
 
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2008年12月08日 22:54に投稿されたエントリーのページです。

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