先日、知人であり、画家である塩崎敬子さんの作品展があった。
彼女の作品には、花を題材にしたものが多いのだけれど、
その表現は、いわゆる一般的な花の絵とは一線を画するものであり、
シンプルで過度に飾ることのない、花本来の強さや儚さを表現していて、
日々花に携わる仕事をしている我々から見ても、非常に魅力的に映るものだった。
なかでも「薔薇宇宙」と名付けられた画集を出版されているだけあって、
塩崎さんの真骨頂ともいえる、バラを題材にした作品は圧巻で、
幾重にも重ねられたその花びらには、まさに神秘的な宇宙といえる。
誠に大袈裟ではなく、このように花に神秘を感じることは、
日頃から花に接していると、しばしば遭遇することで、
「コイツどないなってんねんやろ…」などと感心することも多い。
春夏秋冬、季節毎に様子を変化させ人を感動させるのは、
どちらかというと動物たちではなく、物静かな植物たちのほうである。
芸術の秋も通り過ぎて、いよいよ本格的な冬の到来。
きらめく街は人や車で賑わい、他の業種同様に花業界の繁忙もピークを迎える。
時には都会の雑踏から抜け出して、美術館巡りなんぞいかがでしょう。
たまには現実逃避もいいもの…
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