残暑。
夏場の装花には、しばしばゼリーを使った演出をするのだけれど、
このように、水や氷を連想させるものはやはり、視覚を通して涼しい。
夏の涼といえば、風鈴のようにやさしく聴覚に訴えかけるものもあれば、
ナスやキュウリといった夏野菜のように、食べることで体温を下げる働きをするものもある。
夏は夏らしく、ということが知らずと涼を取ることに繋がっていたりしていて、
旬のものを食するということも、実は理に適っているのである。
残暑お見舞い申し上げます。
さて、どこもかしこもオリンピックである。
本来フェアであるべきスポーツの、偏った演出は相変わらずで目に余る思いだけれど、
それでも、飾り気のないリアルな選手の表情や言動は人を惹きつける。
そして、どちらかといえば勝者よりも敗者の言う事のほうに深みがあり、重く心を打つ。
映画「プロヴァンスの贈りもの」では、こんなセリフがあった。
「勝ちから学ぶものは何もないが、敗けから学ぶことは多い。
ただし大切なのは負け続けないことだ。」
「勇気とは、恐怖を克服することである。
自分より大きな人間に立ち向かっていくノミ、あれは勇気とは言えないだろう?
恐怖を感じ、それを乗り越えたところに勇気がある。」
これは、確か昔読んだ物語の言葉。
負けることは、アスリートにとって恐怖そのものだ。
失敗や恐怖を乗り越えてこそ、人は何かを見出すのだろう。
疑似戦争的な各国のメダル数争いは置いといて、
やはりスポーツはいいものである。
それにしてもジャマイカのニイチャンはスゲーなあ…
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