僕には仕事に関して、ひとつの理想的なイメージがある。
それは学生時代、百貨店でアルバイトをしていた頃、
一緒に働いていたバイトの先輩「シバヤン」の動きである。
シバヤンは当時、阪大の大学院生で金属やなんかの難解な研究をしていて、
よく実験があるからと言ってバイトを押し付けられた。
ただ、将来こんな人がもしかしたら人類を救うのかもなぁ…と
思わせるような、実に聡明で楽しい男だった。
彼とは向かい合ってひたすらラッピングの仕事をしていたのだけれど、
抜群にアタマのいい彼の動きは興味深く、いろいろと勉強になった。
そして一番印象深いのは、忙しい時こそ冷静沈着に、
確実にじっくりとミスのない動きをする、ということだ。
ただバタバタ動きまわればいいというものではない。
実際にシバヤンの動きときたら、目が回るほど忙しい時も、
静かでゆっくりとしているのだけれど、とても仕事が早かった。
そして、無駄のない動きというものには、美しさすら感じる。
人と出会うことは、本を読むことと似ている。
そこから何を読み取るかはその人次第であり、
何かを読み取ることが出来れば、その分だけ人は熟していく。
高校の時のバスケ部のコーチは言った。
「カッコイイと思う動きはマネをしろ、必ず意味がある。」
以前、ブログで書いたことがあったけれど、
一流と言われる人は、たとえどんな職種の人であれ、
普段から動作,仕草が美しいのだそうだ。
花屋ならなおさら、かくありたいよな…
掃除する時でさえ、スタイリッシュ。。
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