ここ数年、気に入ってシルバーのブレスレットを付けている。
それは、映画「ディナーラッシュ」で、主人公のシェフが、
シルバーのブレスレットを揺らめかせながら、
ロブスターをさばいている姿が最高にカッコよかったからだ。
意外なところに影響を受ける性質の僕はこうして、
ブレスレットを仕事場ではあえて、水仕事の時も土仕事の時も、
後で洗えばいいやと、花器を傷つける恐れのない限り、
お構いなしに付けていると、何故か気分がよい…
と、僕のくだらないコダワリのように、そのものがなんにせよ、
きっと人にはそれぞれの、“ライナスの毛布”を持っていて、
それが、モチベーションを上げたり、心を平穏にしたりという、
他人にはわからない思い入れが、それにはあったりする。
先日、33歳になった。
ありがたく仲間たちに祝ってもらった。
「フンッ、独りで生きていってやる。」
と勘違いしていた、愚かな若かりし日々は過ぎ去って、
いつの間にか自分が素敵な人達に囲まれていることに、ただ感謝!
おかげで、人生は味わい深い。
やれやれ、歳を取ることで強くなったのやら、弱くなったのやら…
いや、それはきっと…
シェイクスピアが、「鉄の鎖で結わえつけておけ」と綴った、
“間違いのない本当の仲間”とは、これなのかも知れない。
ブレスレット,仲間たち,ライナスの毛布…
確か、「ピーナッツ」の中で作者シュルツが描いたライナスの毛布は、
それなしでは、彼の人生は味気ないものだった。
基本的に、物や人に依存するのはあまり好きではないけれど、
一度きりと言われている人生は、楽しくなければやはり意味がない。
さて、33歳を迎え、いろんな人の話を聞いてひとつ感じることは、
何もしないで後悔するよりも、
やってみて後悔したほうが良い、ということ。
人生が冒険だとしたら、なおさらだ。
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