ニット帽を突き抜けて、凍った風が耳に刺さる。
芦屋では連日雪がちらついて、冬は本番を迎えている。
ちょうど今頃の、節分までの期間を“大寒”といい、
一年を通じて一番寒い時期なんだそうだ。
言われなくてもワカル…
受験生にとっては、入試のシーズン。
商業的に見ても、年末年始やバーゲンを終えて、
みんなお金を使い果たしたかのように、街は閑散としている。
おまけに世界の株式市場も相変わらず荒れていて、
今はまさしく試練の時である。
じっと春を待ちこがれるのにも、まだ少し早い…
大寒について調べてみると、古来中国では、
「沢に氷が厚く張りつめる時期」とある。
寒い寒いといいながら、幼少期を思い出してみると、
冬の朝、池には厚い氷が張っていたし、吐く息は真っ白くて、
近年の冬とはずいぶん様子が違っていた。
こればかりは、「昔が良かった」などという単純な話ではなさそうだ。
やれやれ、なんだか沈んだ話ばかりだけれど、
大寒についてもう少し紐解いてみると、
鶏が卵を産み始めたり、フキノトウが蕾を出す時期であったり、
着実に春に向けての季節の移り変わりも示している。
そう、夜が明け、雨があがるように、
どんなに厳しい冬もその先には、
きっと桜の季節もやって来る。
さてアイロニーは今、早くもラナンキュラスやチューリップなど、
春の花が続々と入荷中。
ひと足早く、春を感じたい方は是非…
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