御堂筋のイチョウの葉も一時の鮮やかさが夢のように、ハラリと力なく落ちてゆく。
「難波のことも夢のまた夢…」という秀吉辞世の句の如く。
12月もなかば。
アイロニーはおかげ様で、どうやら一息つく間もなく、新年を迎えそうだ。
まさに亥のように走り抜けた一年だったなぁ。。
年末年始のご挨拶のご注文、承っております。
木枯らしと煌びやかな街の装飾が年の瀬を感じさせる。
毎年のことながら、クリスマスソングが購買欲を高めるのは何故なんだろうな…
この時期になると僕はジョンレノンを思い出す。
きっとそれは、一年を振り返り、新年を迎えるにあたって、
たとえそれが表面的にでしかなかったとしても、
我々が一年間、平和で無事に過ごせたことへの感慨と、
その一方、世界では相変わらず戦争が続いていること…
そしてもちろん命日を迎えて、平和への願いを誰よりも叫んだ彼のメッセージとが、
街のクリスマスの演出もあいまって頭の中で交差するからに違いない。
ジョンレノンが銃弾に倒れたのは、1980年。
ニューヨークがクリスマスムード一色だったであろう12月8日。
僕はまだ5歳だったから全く覚えていない。
それから27年の年月が経ったこの冬、彼にまつわる2本の映画が公開になる。
ひとつは反戦運動により政府からもマークされた、彼の権力との闘いを描いた
もうひとつがジョンレノンを殺害したマークチャップマンに焦点を当てた
彼は何故殺されなければならなかったのだろうか?
そして、彼が今生きていたら世界はどう変わっていたのだろうか?
そんなことを考えながら、今年も暮れていく…
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