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人。

近頃、あちらこちらで東京や名古屋へ移住するという話を聞く。

結婚や転勤など、人それぞれ理由は違えど、いずれにせよ、

景気のよい都市に人や仕事が集中している、 ということを実感させられる

 

そしてその華やかさを“光”とするならば、当然“影”もあるわけで、

例えば同じ関東でも、南の藤沢や逗子などの現状はかなり深刻なようだ。

まるで20年ほど時計の針が止まったように町は寂れてしまっていて、

どこか琵琶湖の周辺の町が陥っている状況にも通ずるところがある。

 

しばしば選挙のキーワードとされるこの「格差」だが、

思えば、我々の学生時代の、 ちょうどバブルが崩壊したあたり、

あの頃には、どことなくアンチ終身雇用という風潮があって、

「これからはサラリーマンではなく、ビジネスマンであるべきだ」といった、

いわば欧米的で、弱肉強食、勝ち組を推奨するような、

今の格差社会への予兆のようなものは確かにあった。

 

つまり今の状況は、我々が望んで導かれた結果のような気がしてならない。

かつての日本は、「理想的な共産主義国家」と例えられるほどの、

一億総“中流階級”だった時代があった。

一体あの頃が良かったのか、悪かったのかは何とも言えない。

野心ある若者には今の時代のほうが、夢を持てるような気もしないでもないからだ。

今の時代、その気になれば何だって出来る。。

 

先日、東京駅構内のごくありふれたカフェで珍しく感心したことがあった。

何気にとてもいい雰囲気で活気があるので、僕はその理由を探し、

変わったグラスに注がれた黒ビールを片手に店内を観察… ある結論に辿りついた。

それはやはり、「人」である。

 

明るく若々しい店員たちが笑顔を絶やさず、常にコミュニケーションをとり、

休むことなく働いていながら、全く動きに無駄がない。

 

空いた皿を手にした男性店員がお客さんに呼び止められると、

後ろからすかさず他の女性店員が、無言で目も合わさずに、

代わりにその皿を受け取って持っていった。

 

日本一の二遊間、井端と荒木ばりの連携プレー。

この店の活気のある所以が集約されているようなワンシーンだった。

みのもんたのナレーションを入れてもいい。

 

活気のある町や店はいいものだ。

それらを因数分解していけば、最終的にはやはり、“人”に辿り着く。

いい人材がいい働きをするからこそ、そこに活気が生まれるということか。

 

オリンピック招致やワールドカップ,世界陸上,国際会議…

特に関西人は社会経済において、即効性の期待できる起爆剤を求めがちだけれど、

依然、混沌としていて社会に漂っている閉塞感を打破するカギは、

原点に立ち返って、こんな所にあるのかも知れないな。。

 

で、本題。

アイロニーでは新年の更なる飛躍に備え、 バイタリティー溢れるスタッフを募集します。

眠れる人材の中の人材、出てこいやー!!

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無題

吉田苦笑い…

 

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コメント (1)

いなっち:

あの、難しいことはわからないんですけれど・・・・・・・
昔アルバイト先の店長が忙しい時間帯をスタッフ全員がいい動きで仕事ができてお店とスタッフとお客様がうまくまわってよい一体感がうまれていることを、「これがグルーブやな」と、慢心されてました。
私自身の感想は、笑顔でいられるのはほんとうに楽しいとか心地よいと思うことができて、ほんとにすんなり笑顔になるんだと、そのときお客様には笑顔で接客しろっと注意されても自分がタイヘンな状況のときはなかなかむずかしいって実感したからそう思います。
あと、私の人に対する感想は、この人はこういうところがステキだな・・感心するウとか、あこがれるって思ったとき、出会えてよかったなあって思います。
ニホンゴヘタデゴメンナサイ・・・・
            いなっち

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2007年12月11日 14:12に投稿されたエントリーのページです。

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