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2007年06月 アーカイブ

2007年06月03日

オハコ。

オハコとは…

得意の芸。得意とする物事。十八番。

もともと歌舞伎から来た言葉で、市川家が得意の歌舞伎十八番の台本を、

箱に入れて大切に保存したところから出た語、 と言われている。

 

そして我々が箱に入れるものはと言えば、当然…

 

boxflower2

BOX FLOWER

価格:¥5,250

SIZE:26cm×13cm×7cm(内寸法)

 

こんなん出来ました。

もしかすると、花を持つことをチョット照れちゃう男子にとっては、

強い味方となるのでは??

 

 

クールなキミは、コイツをカワイコちゃんにプレゼント…

リボンをほどきながら、鋭い淑女ならBOXのロゴを見てドキドキ…

フタを開けた瞬間の彼女の驚きと笑顔を想像してごらん…

きっと彼女のハートはキミのもの…

うーん、マンダム。

 

そんな素敵なドッキリをしてみたい男子、

もちろん男子に限らず、カッコイイ女性の貴方も、

そしてチャールズブロンソンを知らない30歳以下の若者の貴方も、

御注文はお電話またはメールにて…

 

オンラインでの御注文は、5000円のアレンジメントをご指定の上、

備考欄に「BOX FLOWER希望」と添えて下さい。

全国発送も承ります!

 

アイロニー公式サイト

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2007年06月10日

言葉の力。

久々に早起きをして海辺のサイクリング。

眩い朝日。輝く水面。マリンスポーツ。

野性味を失った、慣れすぎたハト…

頬をきる浜風は、梅雨を通り過ぎて夏の到来を感じさせる。

こんな朝には余計な言葉はいらない。

 

僕は仕事柄、お客様やプレスに向けてのPRや、 ブログやH.Pなどで

乏しい「ボキャブラリー」を駆使しながらも文章を書く機会が多い。

そして他人の書いた本を読んだり、研ぎ澄まされたような映画の字幕を見たりすると、

しばしば言葉や文章の偉大な力を思い知らされることになる。。

 

ちなみに僕が敬愛するトムウェイツは、

「俺の武器はボキャブラリーさ。」と言ってのけた。

さすがだ。。

 

僕が考えるに、無意識に心地良く読める、流れるような文章とは、

無駄な言葉や表現のない、極めて短くて簡潔な文章だと思う。

必要最小限でいい。

例えるなら、剣を極めた武士が刀を抜かずして相手を倒すようなイメージだ。

 

先日、雑誌ヴァンサンカンが取材に来られました。

特に雑誌のライターさんなどは、限られている字数とスペースの範囲内で、

常に、より多くの情報を詰め込むことを求められているのだから、

その文章は非常に簡潔で、細やかだ。

 

今回来られたのは、今までにも他の取材などでお世話になった方で、

明るくて気さくな、とても感じのいいライターさん。

肝心の内容は、ウチのお客様が誌面でクローズアップされることになり、

その方のお気に入りのお店として是非アイロニーに、と白羽の矢が…といういきさつ。

ありがたい限りですよ、まったく。

間違いなく、お客様は神様です。

 

さて、アイロニー掲載のヴァンサンカン8月号は、6月28日発売です。

実は我々、大阪,神戸で御好評頂いているLUXE CLASSに、

来月辺りからの新たな展開を計画中でして、

(近々皆様にも御案内出来ると思いますが…)

その内容も少々、次号の誌面にて取り上げて頂く予定です。

お楽しみに!

 

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2007年06月17日

和歌山ローカルツアー。

6月の13日,14日の2日間、誠に勝手ながら、

アイロニー社員旅行の為、臨時休業とさせて頂きました。

 

とはいえ、普段からアレンジと花束は予約制とさせて頂いている以上、

ご予約の発送分については、普段通りしっかりと対応出来たのですが、

急なご入用のお客様には大変ご迷惑をお掛けしました。

おかげさまで社員一同、リフレッシュされて帰ってきましたので、

今後とも宜しくお願い申し上げます!

 

発送作業をこなしながらの一泊二日となると、なかなかの強行日程となりましたが、

それでも、やはり旅行はイイ。

特に今回は、和歌山の穴場スポットを巡るローカルツアーということで、

普段では味わえないような深い自然に、 久々に触れ合うことが出来た。

 

我々が泊まった宿は、山と田園に囲まれていて、

すぐ下を流れる川にはサワガニが住み、

日が暮れれば、幻想的に無数の蛍が飛ぶ…

 

このことは、水がキレイなことを示していて、

夜が更けると虫の音とともに、清流にしか生息しないという

カジカガエルの美しい鳴き声までもが聞こえてきた。

 

都会では鬱陶しく思える虫だって、ここでは全く気にならなかったし、

クーラーはおろか、余計な音楽やテレビだって要らない。

 

明朝、早く起きて五感で自然を感じながら物思いに耽っていると、

我々の祖先は数十年前まではこの自然の中で生きていたのだという、

DNAに刻み込まれた記憶を感じずにはいられなかった。

これぞ日本の原風景…

 

気の合う仲間と美味しい食べ物、旨い酒…

これに勝るものなし。

 

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2007年06月22日

接客職人。

先日立ち寄った、とある2軒のお店での出来事。

 

一つ目は、以前から気になっていたご近所芦屋のインドネシア料理屋、

その名も「バリ・ラグーン」

 

ここのお店は、料理もさることながら、店員さんがみんな外国の方で、

芦屋らしからぬ南国情緒を味わうことが出来る。

正直、お世辞にも上手とは言えないニホンゴでも、

満面の笑顔で一生懸命接客してくれる彼らには、

「氷の心を持つ」と親にまで言われるこの僕も、

非常に好感を抱いたわけで…

バリを思わせる内装と相まって、リラックスしたいい時間を

過ごすことが出来た。(バリにゃ行ったことないけどさ)

 

そしてもう一軒は、人形と花火の聖地、大阪は松屋町(まっちゃまち)にて、

何店舗もの花火屋さん(人形屋さんでもある)が軒を連ねる中、

吸い込まれるように、 導かれるように入った1軒のお店…

「ニッタ人形店」

 

足を踏み入れるやいなや、いかにも伝統を守りそうな日本男児が。

「いらっしゃい!何用でしょうか?」

 

「社員旅行でちょっと…」と答えると、彼は続けざまに、

 

「御予算は?何人でやりはるんですか?お子さんはいらっしゃいます?

 年齢層は?女の子は何人?…」

と彼がこれから行なう業務に必要なデータを集めだした。

 

その業務とは、花火のコーディネートとでも表現できるようなもの。

ちょっと面白そうなので、全てを一任することにした。

 

待つこと数分…

出来上がった花火のフルコース。

タニグチが作るアレンジにも似たものを少し感じつつ、

ニイチャンの解説を伺う。

 

「まずはこれから。

 たぶんこの類から無くなっていくと思うんで、ちょっと遊ばしといて、

 タイミングを見て、これ、いきます。

 合間合間にこんなんも入れつつ、最後は打ち上げちゃいましょう。

 順番はどうでもいいですけど、最後だけはこれで締めて下さい。

 コイツは何年も連続で、NO.1の王者の花火なやつです…」

 

というわけで、素晴らしい説明に感銘を受け、

「ニイチャンええ仕事したぜ。」的なことを伝えつつ、お金を払おうとすると、

「手持ち花火がちょっと少ないかも…」

と自分のコーディネートに妥協を許さないところを見せつけ、

オマケの手持ち花火を、結構たんまり付けてくれた。

そしてショップカードをくれて、

「夏はこれからですから、またお待ちしてます!」

そして顧客ノートを差し出して、

「ご連絡先をお願いします。大口のお客様にはまた案内などさせて頂きますので。」

と、最後まで抜かりない接客。

 

接客は難しい。

マニュアル通りにいけば、誰も苦労はしないのだけれど、

相手があってのことだから、人との相性もあるし、

それだけに臨機応変に対応する判断力が求められるのだろう。

スタバにはマニュアルがない、という話を聞いたことがあるが、

そういうことなんだろうな。。

 

ちなみにウチの接客職人はmakimaki。

少し天然ですが、こちらもなかなかのモンですよ。。

 

lowstyle2

写真は新作のラウンド“ロースタイル”

通常のラウンドタイプとは、また違った表情に。。

高さを抑え、面積を広く取ることで、やや高い視点から見ると美しく、

食卓などに飾ると映えるよう、工夫されています。

 

先日御案内しましたボックススタイル共々、 要チェック!

バリエーションも豊富に4パターンのアレンジメント…

詳しくはこちら

 

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