先日立ち寄った、とある2軒のお店での出来事。
一つ目は、以前から気になっていたご近所芦屋のインドネシア料理屋、
その名も「バリ・ラグーン」
ここのお店は、料理もさることながら、店員さんがみんな外国の方で、
芦屋らしからぬ南国情緒を味わうことが出来る。
正直、お世辞にも上手とは言えないニホンゴでも、
満面の笑顔で一生懸命接客してくれる彼らには、
「氷の心を持つ」と親にまで言われるこの僕も、
非常に好感を抱いたわけで…
バリを思わせる内装と相まって、リラックスしたいい時間を
過ごすことが出来た。(バリにゃ行ったことないけどさ)
そしてもう一軒は、人形と花火の聖地、大阪は松屋町(まっちゃまち)にて、
何店舗もの花火屋さん(人形屋さんでもある)が軒を連ねる中、
吸い込まれるように、 導かれるように入った1軒のお店…
「ニッタ人形店」
足を踏み入れるやいなや、いかにも伝統を守りそうな日本男児が。
「いらっしゃい!何用でしょうか?」
「社員旅行でちょっと…」と答えると、彼は続けざまに、
「御予算は?何人でやりはるんですか?お子さんはいらっしゃいます?
年齢層は?女の子は何人?…」
と彼がこれから行なう業務に必要なデータを集めだした。
その業務とは、花火のコーディネートとでも表現できるようなもの。
ちょっと面白そうなので、全てを一任することにした。
待つこと数分…
出来上がった花火のフルコース。
タニグチが作るアレンジにも似たものを少し感じつつ、
ニイチャンの解説を伺う。
「まずはこれから。
たぶんこの類から無くなっていくと思うんで、ちょっと遊ばしといて、
タイミングを見て、これ、いきます。
合間合間にこんなんも入れつつ、最後は打ち上げちゃいましょう。
順番はどうでもいいですけど、最後だけはこれで締めて下さい。
コイツは何年も連続で、NO.1の王者の花火なやつです…」
というわけで、素晴らしい説明に感銘を受け、
「ニイチャンええ仕事したぜ。」的なことを伝えつつ、お金を払おうとすると、
「手持ち花火がちょっと少ないかも…」
と自分のコーディネートに妥協を許さないところを見せつけ、
オマケの手持ち花火を、結構たんまり付けてくれた。
そしてショップカードをくれて、
「夏はこれからですから、またお待ちしてます!」
そして顧客ノートを差し出して、
「ご連絡先をお願いします。大口のお客様にはまた案内などさせて頂きますので。」
と、最後まで抜かりない接客。
接客は難しい。
マニュアル通りにいけば、誰も苦労はしないのだけれど、
相手があってのことだから、人との相性もあるし、
それだけに臨機応変に対応する判断力が求められるのだろう。
スタバにはマニュアルがない、という話を聞いたことがあるが、
そういうことなんだろうな。。
ちなみにウチの接客職人はmakimaki。
少し天然ですが、こちらもなかなかのモンですよ。。
写真は新作のラウンド“ロースタイル”
通常のラウンドタイプとは、また違った表情に。。
高さを抑え、面積を広く取ることで、やや高い視点から見ると美しく、
食卓などに飾ると映えるよう、工夫されています。
先日御案内しましたボックススタイル共々、
要チェック!
バリエーションも豊富に4パターンのアレンジメント…
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アイロニー公式サイト
妻の日公式サイト
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