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2007年02月 アーカイブ

2007年02月04日

立春。

今日は立春、一年で一番寒いこの時期ですが、
日照時間が一番短い「冬至」から数えると、40日あまり…

ちょうど春分の日との間にあって、この日を境に冬のピークを越え、
これから春に向かっていくという意味合いがあるそうで、
一番寒いから、「立春」というわけ。。ナットク。。。


そもそも「立春」とはよく言ったもので、文字通り、「春の気が立つ」からだそうで、
どんなに寒くても、球根系のチューリップなんかはこの頃に芽を出してくる。
他の植物たちも、地中やつぼみの中では春の準備が始まっているようです。


少しコジツケではございますが、アイロニーもしかり。
HPリニューアルも含め、この時期、春に向けて着々と水面下では準備が進んでいます。
得意の水面下での動き。。
桜の季節にはまた、新たな局面に差し掛かっているのではないかと思います。
乞うご期待。。


ちなみに立春の前日を「節分」というのだそうですが、近年すっかり定着してきた、
関西風巻き寿司丸かぶりのあの儀式ですが、
アイロニーでは見事に三者三様でした。
どんな風かと説明すると…

ルールに忠実に、恵方を向いて無言で食べきった、なかなかちゃんとしとるタニグチ、
ルールひとつ守れずに無視をして、うまいうまいと普通にいただいた、ヒネクレモノのヨコヤマ、
そして、大トリの天然巻き巻きカタオカ…
ルールは守る意思はあるのだが、如何せん悲しいかな、知識というものを持ち合わせておらず、
早速「一口食べたらええんやっけ?」と喋ってしまい…

やっぱ勉強って大事だよなぁ。。となんだか寂しいキモチになった夜であった。。
他人の振り見てエンヤコラだ。。。

今晩もなかなか冷え込みが厳しいデス。
皆様、まだまだ寒いので体調管理にはお気をつけて…


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2007年02月07日

にんげんだもの。

いつの間に、こんなに現代社会は複雑になってしまったのだろうか?

そして、我々は人との関わり合いにウンザリすることも多く、
心の奥底では人知れず、ひっそりと暮らすことが出来たらどんなに幸せだろうか、
などと、ふと考えたりもする。。


けれども極まれに、たくさんの人々と接していることが思いがけず素晴らしく、
こんな気持ちになることもあるのだと思う。
まさにこの2日間ほどは、そんな時間だった。


以前にも一度、ブログで引用したことがあるのだけど、ルイアームストロングはこう歌っていた…

泣いている赤ん坊を見ながら、我々は見守り、愛おしく思うが、
やがて彼らは成長し、そして我々の知る事の出来ないようなたくさんの事を学んでいく…
そんなこと考えながら私はひとり想うんだ、なんて素晴らしき世界なのだろう、と。。


自分よりも小さく弱い存在が、やがて自分を追い越して、もっと先の、未知の世界へと旅に出る。。
そのことを素晴らしく思える…

この歌は、人間、あるいは動物の存在理由としての本質をついているように思える。

今、存在する我々は、一時的にこの地球を拝借しているに過ぎず、やがてこの肉体や魂までもが、
跡形もなく消えてしまう。


だからこそ、ただ今あるものやある経験を後世に伝えていく…そのことが一番の歓びなのだろう。
そう思えば、人も動物も植物も、本質的には変わらないんだろうね。。


元米国副大統領のゴア氏がノーベル平和賞候補に、なんて話題もありますが、
ここ数日の暖かさも、のんきに喜んでばかりはいられない。
我々は“ここ”をほんの一瞬だけ拝借していて、後世に受け渡す“義務”があるんだよなぁ…


そんなことなんかを、あーだこーだと考えながらも、いろんな方々のたくさんの温かい祝福を頂戴して、
今年も無事に誕生日を迎えることが出来ました!

知人、友人はもとより、中にはあまりお会いする機会のないお客様からもいろいろと…
ホントに感謝感謝です。。
皆様、ありがとうございました!!


32歳初日の晩はアイロニーズでご近所の名イタリアン、BACAROへ。
相変わらずの旨さに、ただただ唸るだけの3人…
そりゃワインもすすむっちゅうねん。。
んん、歳を取るのも悪くない。。。


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2007年02月12日

LUXE CLASS

どうやらこのまま本格的に寒さを迎えることなく、冬は過ぎ去っていきそうな気配。。
僕が小さい頃は、冬の朝にはきまって水たまりには氷が張っていて、
校庭には霜が降りていた記憶がある。
そういやハナタレ小僧やシモヤケ小僧たちも近年じゃすっかり見なくなった気がするなぁ。。


季節は立春を過ぎ、これから春は日に日に近づいています。
極端に先を行くアパレル業界程ではないにしても、花業界もすっかり春。
市場などはだいたい2ヶ月くらいは先に動いています。
我々にはそろそろ、アノ壮絶な母の日の足音が聞こえてくる頃。。


アイロニーが今年始めた新たな試みのひとつが、大阪と神戸で開催する「LUXE CLASS」
十分に告知する時間もなく、見切り発車のような形でイケイケで始めちゃいましたが、
お陰さまで、1月の第一回を終え、我々も、思いのほか好評を得ることができました。

ゆくゆくは枠をもっと増やしていこう、芦屋で別会場での開催はどうか、などなど、
いろいろと今後の展開を考えてスタッフ一同、半笑いで調子に乗っています。


皆様の反応として特に好評なのは、やはりその贅沢な花材。
普段使うことはもちろん、プレゼントされることもめったにないような花たちを、
たっぷりと惜し気もなく使わせて頂いております。

このクラス、通常のアイロニーでのレッスンと比較すると、お値段は高めに設定させていただきました。
コンセプトとしては、非日常的な、贅沢で高級な時間を味わって頂けるようなクラスを目指しています。
簡単にいえば、セレブリティ。


贅沢で高級な…といえば、僕はロールスロイスの話を思い出します。

ある男が、仕事にも成功し、夢だったロールスロイスを手に入れた。
納車されてきたその車に乗ってみると、なんかカチカチ音がする…
早速修理を頼んでみると、どこも悪くないと言われて帰ってきた。
よくよく考えてみたら、それは自分の腕時計の音だった。
それくらい静かな車なんだそうだ。

ところが、今度はほんとに故障した。
修理をしてしばらく乗っていると、また故障する。
修理をしてしばらく乗っていると、また…

とうとうその男、我慢の限界に来て、販売店に怒鳴り込んだ。
すると、販売員は、涼しい顔で、こう言った…

「このお車は、ロールスロイス、我々は“贅沢”というものを売っているのです。
 確かに故障も多い。維持費も掛かります。
 けれども、それでもロールスロイスをお乗りになりたいとおっしゃっていただく、
 そんな上等なお客様の為のお車なのです。
 ですからもし、お気に召さないのであれば、違うお車を選ばれてはいかがでしょう…」

自分がその車に乗る資格がないことに気がついた男は、肩を落として帰っていくのであった…


天下のロールスならではの興味深い話ですが、LUXE CLASSはそんな事ございません。
どなたでも、お気軽に贅沢なレッスンにきていただけます。

初回体験レッスンは、10日までとさせて頂いておりますが、20日(大阪),21日(三宮)とも
若干名空きがございます。
御希望の方はお電話で、0797ー38ー8741まで。

いざ、セレブ!!

LUXE CLASSの詳細はこちら

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